『接近不可レディー』の81話のネタバレ感想です。
前回ヒリスはパルベノン家を訪れ、異能を使って暴れていましたね。アクシオンの敵討ちが目的かと思いきや、なぜかクリスティアン本人ではなく物を壊したのです。
彼女は一体何を考えているのでしょうか?ストーリーの続きをまとめました。
目次
ヒリス視点|パルベノン家を訪れると、異能を使って暴れ出す
なぜヒリスは暴れたのか?

ヒリスが屋敷内を破壊したので、それを見たクリスティアンは当然ながら彼女を咎めます。
しかしヒリスはただ無暗に暴れたワケではありません。
廊下を歩いている最中に異能の気配を感じ取ったので、もしかしたらパルベノン家に『王の息吹』が宿った遺物があるのかもしれないと考えて、それらしき展示品を攻撃したのです。


しかし展示品を破壊しても何も起こらなかったので、ヒリスはその先にあるパルベノン家の宝物子に遺物があるのだろうと推測します。そして今度は宝物庫の扉を攻撃し始めますがーーー
扉には結界が施されていたので彼女の攻撃は弾かれます。さらにクリスティアンが「一体何をしているんだ!」と止めるので、ヒリスは攻撃をやめて彼に扉を開けるよう要求しました。
宝物庫で例の宝石を見つける
クリスティアンは仕方がなくヒリスを宝物庫に入れてやり、宝物を見て回ろうとしますがーーー
その時、ヒリスはその中の1つを攻撃します。すると彼女の読みどおり、破壊した宝物は光り輝く宝石へと姿を変えました。


その不思議な光景を見たクリスティアンは、一体これはどういうことだ!とヒリスを問い詰めます。
しかし彼女は応える義務はないと言い、さらに「アクシオンに怪我をさせたのはあなたね?」と逆に彼を問い詰めてためらうことなく攻撃します。
そして血を流すクリスティアンに忠告すると、ヒリスはその場を去るのでした。
アクシオン視点|カリキア当主から重要アイテムを託される
カリキア当主と2つの願い
一方その頃。アクシオンはカリキアの当主(ビオレッタの実母)に面会していました。
すると話の最中、カリキアの当主はアクシオンに頼みが2つあると言い出します。
彼女によれば、いずれカリキアに不穏な風が吹くそう。それがカリキアの目による未来予知なのか、それとも老い先短い彼女の杞憂なのかは分かりませんがーーー
もしその時、自分にビオレッタとマゴを守る力がなければ2人を保護してほしいと言うのです。
アクシオンがその願いを承諾すると、カリキアの当主はお礼を言って美しい小箱をとりだしました。
これはカリキアで保管していた先祖の遺物であり、この遺物をヒリスに渡して欲しいそう。
というのも彼女は昨夜夢を見て、朝目が覚めるとなぜかヒリスに遺物を渡さなければならないと思ったらしいのです。
まとめ|接近不可レディー81話のネタバレと感想
81話のネタバレ感想①不憫すぎるクリスティアン

81話はクリスティアンがかなり不憫でしたね。
彼視点だと、突然ヒリスがやって来て屋敷内で暴れてさらに宝物庫に入りたいと言い出した…という状況です。ヒリス、完全にヤバい人ですよ。普通に逮捕案件です。
というかクリスティアン、この状況でよくヒリスを宝物庫に入れましたね。何をされるかわかったもんじゃありませんし普通は入れませんよ。
何やかんや言いながら、彼はヒリスに甘いなぁ…と思わされる回でした。
しかもクリスティアンは、ヒリスが宝物子の扉を攻撃した時に「怪我をしたらどうするんだ!」という台詞を言っています。ヒリスの無礼極まりない行為よりも、彼女の体を心配しているのです。
この人は冷酷で身内にも容赦しないくせに、つくづくヒリスに甘いですね。それほど彼女に好意を持っているなら、前世で少しでもヒリスにそれを伝えてあげれば良かったのに…と思ってしまいます。
ネタバレ感想②2人の関係を知った結果
ヒリスはパルベノン家を訪れた際、クリスティアンに「次にアクシオンに手え出したら容赦せんぞ」的な台詞を言っています。
この台詞で、さすがにクリスティアンは2人の関係を察したはず。またこの時、彼はショックを受けたような顔をしていました。
気になってる女の子を取られちゃって、傷ついたのでしょうね。