漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』の63話のネタバレと感想です。
呪いのネックレスには他人の神聖力を吸収する効果があり、さらに前世でのベロニカはこのネックレスを使い多くの神官を殺めていたようです。
現在この事実に気付いているのはアリア1人ですが、彼女はどう対処するのでしょうか?
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目次
アリアはいち早く、聖女の大罪に気付く
ガブリエルを説得する

ベロニカが本当に殺人鬼だとしたら、悠長に過ごしている場合ではありません。そこでアリアは真っ向からガブリエルに質問しました。
『もし聖女様が何の罪もない人の死を望んだら、あなたは手伝うの?』と。
すると彼は少し険しい顔をして、ベロニカがそんな事を望むはずない。侮辱しないでほしいと答えますがーーーその姿からは、彼女を宗教的に信仰していることが伺えます。
だからこそアリアは、人は心から望む物があれば何だってする生き物だしベロニカは神様ではなく人間だと指摘します。
すると彼は目を見開き、明らかに動揺するのでした。


夢の中にアトランティスが出現する
アリアは不思議な夢を見る
その日、アリアは夢を見ました。夢の中でアリアは海の中にいて、目の前には立派な城が見えます。
この城はアトランティスかな?
そう思ったアリアは城の中に入り、そこで宝箱を見つけますがーーー宝箱を手にした瞬間、急に城が崩れ落ちました。
夢から脱出するが…
アリアは自室のベッドで目を覚ますと、痛みのあまり肩を抑えました。
夢を見ていたはずなのに本当に落石に当たったかのように肩が痛み、さらに彼女の手には夢の中で見つけた宝箱が握られています。


このような奇妙な出来事が起こったので、アリアは先日入手したピンク色の真珠(61話参照)が本当にアトランティスの地図なのでは……と思うのでした。
腕の治療をする際、ある疑問が浮かぶ
アリアはひとまず肩を治療しようとしますが、誰かに相談すればケガをした事がバレてしまうでしょう。
そこで彼女は『呪いのネックレス』を使ってみようと考えます。昼間にガブリエルの神聖力を吸収したので、その力を使えば治療できると考えたのです。
・・・
アリアの予想通り、神聖力を使えば簡単にケガが治りました。なお神聖力を使うのは簡単で、セイレンの歌の習得に比べれば呆れるほど単純ですがーーー
けれど彼女は、それを奇妙に思いました。
というのも神聖力を使ったとき、人間が使いやすいよう改良したような感覚がしたのです。
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』64話のネタバレはこちら
まとめ|セイレン〜悪党と契約家族になった〜63話のネタバレと感想
63話のネタバレと感想

ベロニカの企みに気付いたアリアは、彼女を止めるために先手を打ちました。
後にベロニカの忠犬となるガブリエルに「聖女とはいえ人間だから間違うこともある」と忠告することで、彼に猜疑心を植え付けたのです。
この作戦が上手くいって、彼がベロニカから離れられるといいですね。前世での彼はベロニカに従って大罪を犯しましたが、本来の彼は真っすぐで優しい子ですから。
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』64話のネタバレはこちら