『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』の51話のネタバレと感想です。今回からシーズン2が始まります。
マンガ版が3か月の休載期間に入ったため前回から間が空きましたが、結婚式をあげたアリアとロイドはその後どうなったのでしょうか?ストーリーの続きをまとめました。
>『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』ネタバレ全話はこちら
目次
結婚式を挙げた日の夜、2人は同じ寝室で過ごすことに
幼い夫婦にも適用される、貴族のしきたり

「ふざけるな!お前らはケダモノか!?あいつが今何歳なのか知ってるのか?」
その日、バレンタイン邸にはロイドの怒声が響き渡りました。
というのも使用人たちが、アリアとロイドは結婚したのだから1日だけ同じ部屋で寝るようにと言い出したのです。


しかし抵抗虚しく、結局のところ2人は強引に部屋に押し込まれてしまいます。
そのため彼は頭を抱えるも、アリアをベッドで寝かせて自分はソファで眠ることにしました。
その日の夜、アリアは『バレンタイン家の発作』を知る
バレンタインの業
夜中、アリアは“奇妙な音”に気付いて目を覚まします。そこで周囲を見回してみると、ソファの上でロイドが吐血していました。
愛しいロイドの苦しげな姿を見て、驚きのあまり目に涙を浮かべるアリア。すると彼女に気付いたロイドは、これはバレンタイン一族の発作だと説明しました。
「だから部屋に入れたくなかったんだ。こっちに来い。死病にかかった訳じゃないから。これは時々起こる発作で、家門の業だ。代々犯してもいない罪に対して贖罪し、こうして悪魔になるんだよ」
引用元:セイレン〜悪党と契約家族になった〜51話
さらにロイドは、怖いのなら今からでも解放してやると言いますがーーー
その瞬間、アリアは彼を抱き締めます。そしてボロボロと涙を流しながら、彼のために癒しの歌を歌いました。
しかしロイドは俯きながら、歌をやめるよう言いました。というのもバレンタインの直系は精神力が弱いため、セイレンの歌を聞くと中毒になる可能性があるのです。


さらにロイドは、癒しの歌を聞いたことでアリアが大公妃(ロイドの実母)の病気を治してくれたのだと気付きます。
そして彼女に今までどうやって歌のことを隠してきたのか尋ねると、アリアは自分の生い立ちーー実母に声が出なくなる薬を飲まされていたことなどーーを明かしました。
こうしてこの時から、2人は秘密を共有する関係になったのです。
ロイドに『人魚の涙』を贈る
翌日、アリアはロイドに結婚祝いのプレゼントを渡しました。
これは『人魚の涙』と呼ばれるアイテムで、セイレンの悪意ある歌を跳ね返せる秘宝です(第3話参照)
アリアはこれを渡すことで『私は決してロイドに危害を加えないし、絶対的な味方であり続ける』という気持ちを伝えました。
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』52話のネタバレはこちら
まとめ|セイレン〜悪党と契約家族になった〜51話のネタバレと感想
ネタバレと感想|結婚後の2人について

今回から『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』のシーズン2がスタートしました!
51話のストーリーをザックリ説明すると、はアリアとロイドが互いの秘密を連載50話目を迎えました!おめでたいですね!
51話の冒頭ではロイドが怒鳴っていましたが、これは第1話でも登場したシーンです。
51話の補足①アリアは少しだけ嘘を付いていた
51話の終盤あたりで、アリアはバレンタイン家に来る前の生活について明かしていました。
実母・ソフィアから声の出なくなる水薬を渡され、それを飲み続けたためコルテーズ伯爵にセイレンとしての実力がバレずに済んだのだと説明していますがーーー
実を言うとこれは半分嘘です。アリアはバレンタイン家に嫁ぐため、歌を使ってコルテーズ伯爵を操っていました。
けれどその点については触れず、都合のいい部分だけロイドに話したのです。実父を歌で操ったとは言えないので、これは妥当な判断でしょう。
51話の補足②人魚の涙はどこから持ってきた?
ロイドにプレゼントした『人魚の涙』は、アリアが実家を出るときに持ち出したものです。
実父のコルテーズ伯爵は『人魚の涙』を身に着けており、そのせいでアリアの実母・ソフィアは彼に逆らえませんでした。
しかしアリアは彼を歌を狂わせた後、それをこっそり持ち出したのです。
因みにこのシーンは第3話で描かれているので、復習がてら読み直してみるのもいいかも。1~3話はピッコマにて無料で読めますよ!
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』52話のネタバレはこちら