『ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜』27~28話のネタバレと感想


韓国のマンガ『ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜』のネタバレ感想です。27話~28話のストーリーをまとめて紹介します。

屋敷中の人間を欺き、カシスを逃走させることに成功したロクサナ。しかしデオンだけは、その目論見を見抜いていました。

いつも邪魔ばかりするデオンに、彼女はどう対処するのでしょうか?管理人の感想を交えながら、ストーリーを紹介します。

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『ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜』27話ネタバレ

デオン視点

ロクサナ感想

デオンは毒蝶を握りつぶし、お前がなぜカシスを生かそうとするのか理解できないと告げます。そして踵を返し、部屋を出て行こうとしますが…

その時、ロクサナに「行かないで」と声を掛けられ、彼はピタリと止まります。

目を見開いて振り向けば、そこには悲しげな表情のロクサナがいました。

ロクサナ視点

ロクサナが声を掛ければ、それまでの態度が嘘のようにデオンは大人しくなります。そして引き寄せられるように、再び彼女の前にしゃがみ込みました。

そんな彼の頬を、ロクサナはするりと撫でますが…

先ほどのしおらしい態度はどこへやら。彼女はニヤリと笑い「つまらない男」と罵りました。

彼女は心の底からデオンを嫌悪しているのです。

あなたの考えなんて全部お見通しよ。あんたが何をしたって私の気持ちは変わらないわ。ヘドが出るほど大嫌い。

傍から聞けばひどいセリフですが、デオンは反論しません。まるで借りてきた猫のように大人しく、されるがままに頬を撫でられています。

そしてロクサナは、彼を抱きしめながら言いました。

あなたがどうしても私を思い通りにしたいなら、叶えてあげる。どうせ行先は、地獄しかないのだから…と。

2人は”束縛の誓い”を結ぶ

この日、ロクサナとデオンは”束縛の誓い”を結びます。

ロクサナは彼を利用するために。デオンは自身の願いを叶えるために。

月光に照らされる2人の周囲には、真っ赤な毒蝶たちがヒラヒラと舞っていました。

このシーンについては謎だらけです。デオンがなぜロクサナに従ったのか、そもそも彼の望みは何なのか。全てが伏せられています。

小説『奈落の花』のとあるシーン

これは小説『奈落の花』のとある一節。

アグリチェ家に誘拐されたヒロイン・シルビアが、ジェレミーから兄・カシスの死を聞かされたシーンです。

「私の兄は…ここでどうなったの?」
「だから話しただろう。君の兄はもう亡くなったよ」
シルビアにとって残酷な現実を、ジェレミーは淡々と突きつけた。

「父がカシスを連れて来たのは随分前だよ。僕は話したんだから、もう約束どおり他の奴と会うなよ!」

そう言ってシルビアの手を取るも、彼女は人が変わったように「黙れ!」と叫ぶ。
必死で探し回ったのに、兄はすでに逝去していた。その事実を知ったシルビアは、深く絶望したのだ。

するとジェレミーは狼狽えて、何とか彼女の機嫌を取ろうとする。お前の兄だと知っていたら何もしなかったのにと弁解するが…。

時すでに遅し。シルビアはその美しい顔を狂気に染め、笑いながら言った。

「あなたも、あなたの兄妹も。私から兄を奪ったアグリチェの人間は、全員この手で消し去ってやる」

~小説『奈落の花』より~

狂気に染まったヒロイン・シルビア。彼女の手により、アグリチェ家は滅ぼされる。

これが本来の『奈落の花』のストーリー。ロクサナが進むはずだった、滅びの未来です。

白うさ
救いがないね。ストーリーが奈落。
ひよこ
でもカシスは生存してるし、この結末は回避できるはず。多分。

それから3年後

それから3年後。

雪原の中、いかつい男が顔を歪めて歩きながら「デオンさえいなければ…!」と毒づきました。

彼はラントの長男、ポンタイン・アグリチェ。デオンばかり優遇されるのが気に食わず、憂さ晴らしのため魔物を狩りに来たようですが…

その時、背後から「そこから先には何もないわよ」と声がかかります。

振り向けば、そこに立っていたのは赤い瞳をもつブロンドの美女。

大人の女性へと成長した”ロクサナ”でした。

『ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜』28話ネタバレ

ポンタインの悩み

雪原の中、白い毛皮のコートを羽織って佇むロクサナ。その周囲には相変わらず毒蝶が舞っています。

聡い彼女はポンタインが不機嫌な理由にすぐ気づき、またお父様に馬鹿にされたのねと微笑みますが…

彼はこめかみに青筋を立て「黙れ!」と怒鳴りました。

ロクサナの誘惑

そんな彼に、ロクサナは言います。

お父様は年齢のせいか、洞察力が落ちたみたいね。私が以前「ポンタイン兄様とデオンに与える機会が平等ではない」と言ったときも怒ってしまったの。
でも、デオンは後継者になる資格がないわ。兄様のほうが相応しい。

その言葉に、ポンタインは一瞬呆然とします。そして気を良くしたのかニヤリと笑い、自分は過小評価されているだけだと主張しました。

またこの時、彼はふとロクサナの境遇について尋ねます。彼の知る限り、彼女は成人してから活躍の場を与えられていませんから。

すると彼女は、悲しげに目を伏せて言いました。

仕方ないわ。お父様は、私を装飾品のように連れ歩くのがお好きだから…

その言葉に、ポンタインは嘲笑しました。

凄まじい毒蝶の主人でありながら、装飾品として扱われるロクサナを”顔だけの女”と判断したのです。

さらに彼は、ロクサナを見て舌なめずりをします。俺が当主になったら、この美しい妹を自分のものにしよう…と、良からぬ妄想をしたのです。

白うさ
最低だなこの男。
ひよこ
というか、ロクサナにまんまと騙されてるね。

ロクサナの心中

ポンタインと別れ、1人きりになった後。ロクサナは雪原を歩きながら「愚かな男」と毒づきました。

実のところ、彼女はポンタインなど眼中に有りません。先ほど称賛したのも、ちょっと利用しようと思っただけのこと。

するとそこに、身を潜めていたジェレミーが姿を現します。

彼もポンタインを嫌っており、不機嫌そうな顔で「身の程知らずにも程があるんだよな」と嫌味を言いました。

白うさ
ポンタインめっちゃ嫌われてる。
ひよこ
あの性格じゃあ仕方がない。

ジェレミーとの関係

あれから3年経った現在。ジェレミーは身長が伸び、顔つきも男性らしくなりました。

そして今もなお、ジェレミーはロクサナを慕っています。むしろ昔以上に、彼女に心を開くようになりました。

きっかけは3年前の月間評価。

彼の受けた試験内容は「何があっても試験官の命令を遂行する」というものでしたが…

その際にジェレミーは、腰に差していた剣でロクサナの胸を一突きしたのです。

・・・

試験の後、ジェレミーは自責の念に駆られました。

大好きな姉を葬っておきながら、姉のそばにいてもいいのか。

その事をずっと気に病んでいたのです。ロクサナが部屋を訪れた時も、頭を抱えて1人うずくまっていました。

だからロクサナは、彼の頭を撫でながら告げます。

私のかわいいジェレミー。大丈夫だから顔をあげて。あなたはいつも通り、私の願いを叶えてくれただけ。それに月間評価で現れた私は全て幻覚よ。

どこまでも優しい姉の言葉を、ジェレミーは目を丸くしながら聞き入っていました。

・・・

ジェレミーとの思い出に耽っている時。

メイドの1人から「シエラ奥様がお会いしたがっています」と連絡が入ります。

⇒29話ネタバレはこちら

今回の感想|謎だらけのデオン、彼の目的とは?

27話の考察

ネタバレ感想

27話は謎だらけでしたね。なので管理人なりに、本編を考察してみました。

まずはデオンの挙動について。

ロクサナに懇願された時、彼は別人のように大人しくなりました。

それまでの憎まれ口もピタリと止まり、一切反論しなくなりましたが…

このシーン、どう考えても妙ですよね。読者様のほとんどは「デオンどうした?」と不思議に思ったかと思います。私もそうでした。

このシーンについて考察するなら、理由は次のどちらかかなと思います。

デオンの謎行動について
  1. 毒蝶に幻覚を見せられた
  2. ロクサナとデオンにだけ通じる「何か」があった

個人的には①が妥当かなと思います。

あのシーンで、デオンの周囲には毒蝶が飛んでいました。となれば、これは恐らく伏線かなと。

読者視点では謎だらけですが、デオンには別の光景が見えていたのかもしれません。

ロクサナは彼の望みを知っていたので、それを満たすような幻覚を見せた。それがどんな幻覚なのか不明ですが…

今のところ、この線が濃厚かなと思います。

28話の感想

ひよこ
以下、当時翻訳したときの感想だよ。

韓国版のマンガを読んだところ、28話もストーリーが難解でした。

特にジェレミーとの一件。翻訳の仕方が悪いのか、最初に読んだときは「え?ロクサナ刺されたの?」と心配になりました。

でも彼女は生きているので、ジェレミーは試験で”幻覚部屋”に入れられたのかなと思います。

つまり、こういう事ですね↓

ジェレミーの受けた試験
  • 試験官から「絶対に任務を遂行しろ」と命令される。
  • ロクサナからも同じように言い聞かせられていた
  • ジェレミーは”ロクサナの幻覚”を見せられる。そしてロクサナを葬るよう命令される
  • ジェレミーは命令を遂行
  • 試験は成功したものの、ジェレミーは罪悪感に苛まれる

アグリチェの跡継ぎは、みんな幻覚部屋で試練を受けている様です。そのため、彼も試験の一環として幻覚を見せられたのでしょう。

最愛の姉に剣を向けるという、ジェレミーにとっては地獄のような試験。

アグリチェは鬼か?

そしてこのシーン、情報量が少なくて翻訳が難解でした。ピッコマさん、日本語版を公開する時にはぜひセリフを補足してください。

⇒29話ネタバレはこちら

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2件のコメント

デオンとロクサナですが、デオンはおそらくロクサナを愛してるんじゃないかと思います
やたらロクサナをいたぶっていたのは、好きな子を虐める快感というか、以前、ロクサナがたまたま自分にだけ見せた弱さ(涙)をもう一度見たいという欲望。自分だけが知っている特別感。それを手に入れたいという所有欲みたいなものではないかなと。
新たな「束縛の契約」というのは、肉体関係を持って共闘関係になったという意味ではないかなと思いました。ロクサナの愛(ロクサナ自身は決してデオン自身を愛してはいないわけですが)を得られるならデオンは跪くこともいとわないみたいな
長男が、そのうちロクサナを自分のものにしようと考えていることからも、おそらくアグリチェの人間にはその手のモラルはあまりないんだと思います。一応母親が違いますし、異母兄弟は肉体関係オッケーみたいな家なんじゃないでしょうか?

>みつばさん
貴重なご意見ありがとうございます。
デオン氏については謎だらけですが、とりあえず彼にとってロクサナは特別なのでしょうね。
あとおっしゃる通り、アグリチェはそっち系のモラルが無いみたいです。

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