『狂った王女にはワケがある』のネタバレです。今回は5話の概要をまとめました。
4話にて父親・ルシペは、使節団が帰ったら後継者を決める言い出しました。そして主人公・リズベルと2人きりになると、ルシペは「お前は…誰だと思う?」と問いかけますが・・・
この難しい質問に、リズベルは何と答えるのでしょうか?管理人の感想を交えながら、続きを紹介します。
父親・ルシペの本当の目的
お前は誰だと思う?

「お前は…誰だと思う?」
父親・ルシペの質問は、ジカルとロゼスのどちらが生き残るかという意味でしょう。
リズベルは内心で冷や汗をたらしながらも狂ったフリをして、う~んだれだろ~と笑ってごまかします。そして父親のすぐ傍に寄ると、彼に抱き着いてその頬にキスをしました。
しかしリズベルが唇を話した時。ルシペは口元に笑みを浮かべて言いました。
「…残念だがお遊びはここまでだ。わしはまだ死ぬわけにはいかんのだ。少なくとも帝国の犬どもが来るまではな。」
そして彼は続けます。
「これ以上は待てん。わしを救ってくれる、バルディマル最強の戦士を…!」
その言葉を聞き、リズベルは事態を理解しました。
父の目的は王位を継承することではなく、父の呪いを解いてくれる最強の戦士を見つけ出すことだと。
ルシペの目的は最強の戦士を見つけること
使節団が到着するまであと10日。つまり戦いはもう始まっているのです。そしてルシペは、残忍な笑みを浮かべて言います。
「生き延びたいなら2人の兄を殺せ。お前にそれが出来ればの話だが」
さらにこの時ルシペは、リズベルを見ていると彼女の母親を思い出すと言います。
彼によれば母親は生意気だったらしく、ルシペは誰でもいいからリズベルを葬ってほしいと思っているそう。
そしてこの瞬間、リズベルは察します。
逃げなきゃ。狂女のふりではもう生き残れない。10日以内に2人が死ぬ…と。
第1王子・ジカルの魔の手が忍び寄る
忍び寄る影
父親が食卓を去った後。
リズベルは自分の体を抱き締めてどうやって逃げようかと思案しますが、今逃げたところで捕まる可能性のほうが高いでしょう。
厳しいこの状況に、苦悶の表情を浮かべるリズベル。
するとその時、背後に何者かの気配を感じたので慌てて振り向こうとしますが…
その瞬間。彼女の首に剣がつきつけられました。
「逃げられては困るからな」
そう告げたのは第1王子・ジカル。彼が少しでも力をこめれば、リズベルの首は落ちるでしょう。
ジカルに剣を突きつけられる
絶体絶命のリズベル。しかしその時、彼女の手の平がキラキラと光ります
リズベルは戸惑いながらも、その光が“女神さまのご加護”かもしれないと考えます。
そしてジカルが剣を振り上げて攻撃しようとした瞬間、リズベルは両手を合わせて女神・ヘラルに祈ります。
(ヘラルよ…!バルディマルを本当に見守っているのなら…どうか二度目の死だけは…!)
するとリズベルの体から神々しい光が発せられ、さらにその光はジカルの剣を遠くまで弾き飛ばしますが…
しかしその後、リズベルはその場に倒れました。何が起こったのか理解できないまま、意識を失ったのです。
補足|リズベルが急に狙われた理由
ホールで踊りを披露したのが原因
リズベルが父親の不興を買ったのは、バリエルホールで踊ったことが原因でした。
ジカルによると、リズベルの母は皇后を死に追いやった張本人。そして母は踊り子だったので、リズベルの踊りによって周囲はそれを思い出してしまった様です。
つまり、あの日踊ってさえいなければ目を付けられず、もう少し長生きできたのです。
『狂った王女にはワケがある』5話のネタバレと感想
※現在準備中です。後日感想を追加します。
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