ピッコマで連載中の『狂った王女にはワケがある』の22話~23話のネタバレです。ストーリーの概要を紹介しています。
前回ジカルの罠にはめられ、危機的状況に陥ったロゼス。そして兵士たちに毒矢を向けられましたが、彼はどうなったのでしょうか?
続きを簡単にまとめたので、読んでみましょう。
目次
22話ネタバレ|ジカルの罠にかかり、ロゼスは負傷する
リズベルはある場所へと向かう

リズベルが伝令鳥から受けとった手紙には、とある場所に来るよう書かれていました。
その場所とは、18年前に王妃や愛人が処刑されたホール。
今は使われなくなったその場所に、リズベルは走って向かいました。
あの手紙は罠かもしれないと危惧しつつも、彼女は大人しくしていることなど出来なかったのです。なぜなら、ロゼスに確認するべきことがあるから。
そしてホールの前に到着したリズベルは、その扉を開けようとしますがーーその時、抱きかかえていた狐のティスが突然じたばたと動き出し、地面へと飛び降ります。
どうやらホールに入りたくないようで、リズベルが手を差し伸べても首を振って拒否します。
そのためリズベルは、1人でホールの中に入って行きました。
そこには負傷したロゼスがいた
リズベルがホールの扉を開けた時。
真っ先に視界に入ったのは、右腕からダラダラと血を流す兄・ロゼスの姿でした。
ロゼスの顔には冷や汗が浮かび、見るからに辛そうです。すると彼もリズベルに気付いて「どうしてお前がここに…!」と目を見開きます。
またその瞬間。リズベル目掛けて複数の矢が飛んできたので、ロゼスは急いでリズベルの元へと走ります。
そして彼女の腕を強引につかんで2人で柱の影に隠れると、ロゼスは必死の形相で訴えました。
「お前は馬鹿じゃないだろう!なのに一体どうして…!」
息を切らして、辛そうな顔で訴える兄。また矢には毒が塗ってあったらしく、彼の意識は朦朧としているようです。
リズベルはそんな彼を見て驚くと同時に、あの手紙の送り主はロゼスではなかったのだと気づきます。
つまり伝令鳥が持ってきた手紙は、ジカルの罠だったのです。
ジカルの罠
まんまと罠にはめられ、歯を噛みしめるリズベル。しかしその後すぐ、ロゼスに微笑みかけました。
「あなたが生きててよかった。聞きたい事が残っているのに、勝手に死んでは駄目よ」
するとその言葉に、ロゼスは苛立った顔をします。
「一生逃げ回っていればいいのに、馬鹿な奴め!どうしていう事を聞かないんだ!」
お前は死んではいけないと、必死で言い聞かせるロゼス。珍しく感情的な兄にリズベルは驚くも、心配しないでと答えました。
するとその時。
リズベルの体がわずかに光り、彼女は誰かの声を聴きました。
『もうすぐ。もうすぐよ。あなたは望むものを手にする』
2人はジカルから逃げるが…
その頃、2人のすぐ傍にはジカルが迫っていました。
リズベルとロゼスは息をひそめて身を隠しますが、ついにロゼスが倒れてしまいます。血を流し続け、さらに毒が回っていたので無理からぬことでしょう。
そのためリズベルは、兄を心配してすぐに介抱しますが・・・
その時、2人は運悪くジカルに見つかってしまいます。
23話ネタバレ|ジカルはリズベルに取引を持ち掛ける
ジカルに見つかる
見つけた…と言って不気味に笑うジカル。
ロゼスは気力を振り絞ってリズベルを守ろうとするも、ジカルの剣を避けるだけで精一杯。さらに周囲には、まだ弓兵が潜んでいて矢を放ってきます。
さらに毒のせいでロゼスは吐血してしまい、立つのがやっとな状態。それでも何とか視線をあげるとーー
少し離れた場所で、惨忍な顔をしたジカルがリズベルの首を絞めていました。
ジカルの卑劣な提案
リズベルは苦しそうな顔で抵抗するも、以前のような聖力は出せず振り払うことができません。
すると何を思ったのか、ジカルはリズベルを床に叩きつけます。そして彼女の腕をつかんでズルズルと引きずると、ロゼスの元まで連れてきて言いました。
「この短剣でロゼスにとどめを刺せ。そうすればお前は助けてやる」
意地の悪い顔で告げるジカル。それをぼんやりと眺めるロゼス。
しかしその時、リズベルは狂ったようにアハハハ!と笑い出しました。そしてバカにするような顔でロゼスに言います。
「嘘つき。あなたが私を助けるですって?そんな面白い冗談は初めて聞いたわ」
するとジカルは、なら仕方がないと言って剣を振り上げました。ロゼスの目の前で、リズベルを斬ろうとしたのです。
しかしその瞬間、リズベルの腕が光ります。その光は熱を伴っているのか、彼女の腕をつかんでいたジカルは手をやけどして苦悶の表情を浮かべます。
そして一方、リズベルは解放された隙にロゼスの元へと駆け寄りますが・・・
ほぼ同時に、ロゼスは彼女を抱き寄せて後ろへと突き飛ばしました。
なぜならリズベルの背後では、ジカルが今まさに剣を振り下ろそうとしていたのです。
絶体絶命のロゼス
このままでは、リズベルを庇ったせいでロゼスが命を落とすでしょう。その光景を想像してしまい、彼女は必死でロゼスに手を伸ばします。
しかしロゼスが斬られそうになる瞬間、キツネのティスが間に飛び込んできました。
ティスが庇ってくれたおかげでロゼスは無事でしたが、代わりにティスが青い血を流してその場に倒れ伏します。
その光景を見たリズベルは、目を見開いて歯を噛みしめーー
同時に、彼女の体から黄金の光が放たれました。
その光はあまりに眩しく、誰もが直視できないほどです。
そしてリズベルの光に邪魔をされたジカルは、忌々し気な顔をしながら「なんでまたあの女から、あの光が出てくるんだ!」と叫びました。
『狂った王女にはワケがある』の感想
※感想は後日追記します。文章は出来ているのですが見直しがまだなので、後から追加する予定です。
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