『狂った王女にはワケがある』の19話のネタバレです。ストーリーの概要を紹介しています。
前回リズベルは、兄・ジカルへの報復を誓いました。というのも前世で彼女が亡くなったのは、ジカルに毒を盛られたことが原因だったからです。
けれどこの先、彼女はどうやって戦うのでしょうか?感想を交えながら、続きをまとめました。
目次
リズベル視点|ジカルの討伐計画を立てる
どちらを先に討つべきか?

ロゼスとジカルのどちらから倒すべきか、リズベルは考えます。その結果、自分を狙っているだろうジカルから倒そうと結論を出しました。
(ジカルが先に狙うのは私だろう。でも、それは悪い事じゃない。勝者は私だから。ロゼスさえ躊躇せずに殺せればいい)
そしてアシオスの提案により、明日の夜明けに行動を起こすことにします。
なぜなら夜明け前に使節団が到着する予定なので、その時間帯ならバルディマルも休戦せざるを得ないからです。
アシオスの心境
空に月が登る頃。
アシオスは窓を見ながら、王ルシペは何を隠しているのだろうか…と思案していました。またこの時アシオスは、ティスが本城に侵入できないなら直接自分が行くしかないとも考えます。
ロゼス視点|ジカル戦に総力をあげるよう指示する
部下との会話
その頃ロゼスは、王城の庭で一人立っていました。そして抜き身の剣を持ったまま、早くジカルを倒さなければ…と考えます。なぜならジカルが狙うのは、自分ではなくリズベルでしょうから。
するとそこに部下が現れたので、ロゼスはジカルとの戦いに総力をあげるよう指示します。
しかし部下は、その指示を聞いて心配そうな顔をしました。というのもリズベルに同行する魔法使いが強敵なので、余力を残したほうが安全だと思ったのです。
しかしその事をロゼスに告げても、彼の意思は変わりません。そのため忠実な部下は、地面に膝まづいて了承の返事をしますが・・・
その時、ロゼスは告げました。
「今まで苦労を掛けたな。俺はいい主人ではなかった」
急にロゼスは、自身を責めるようなセリフを言います。
というのも目の前にいる部下は、先日ジカルに首を斬られたリケリテ騎士団長の弟なのです。そしてロゼスは、騎士団長を守れなかったことに負い目を感じていました。
義理の兄を死なせた者に、自分は忠誠を誓えるだろうか。きっと無理だろう。ロゼスはそう考えからこそ、部下に謝罪をします。
しかし部下はロゼスを責めませんでした。それどころかニカリと笑って「王城の騎士の中で、死を覚悟しない者などいません」と言います。それにロゼスの騎士たちは皆、彼が王位につくことを望んでいるのです。
部下がそう告げると、ロゼスは感謝の言葉を伝えました。
アシオスは、ルシペの秘密を探るために単独行動をする
アシオスは単独行動をする
夜明け前。
アシオスは一人、城内にある“塔”の前に立っていました。そして何をするつもりなのか、魔法を使って塔の扉を壊すと、その中へと姿を消していきました。
リズベルの見た夢
一方その頃、リズベルは夢にうなされていました。
夢の中のリズベルは赤ん坊の姿で誰かに抱かれており、さらにその人は「笑って。笑わなければならない」とリズベルに語りかけるのです。
そして次の瞬間。
彼女はハッとして目を覚ますも、その顔は苦悶に満ちており冷や汗が流れていました。
(夢に出てきた人は誰?もしかして私の母?)
そう思いながら部屋を見回すと、なぜかアシオスの姿がどこにもありません。きっと言う事を聞かず単独行動をしたのだろうと思い、リズベルは頭を抱えながら窓際に移動します。
そして一人、あの夢は何だったのだろう…と呟きました。
『狂った王女にはワケがある』19話のネタバレと感想
※感想は準備中です。後日追記する予定です。
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