『狂った王女にはワケがある』の10話のネタバレです。いつものようにストーリー概要を紹介しています。
前回リズベルは、突然アシオスにキスされましたね。しかし彼は好意からキスしたのではなく、何か怪しいことを考えている様子。
この後どうなるのでしょうか?管理人の感想を交えながら、続きを紹介します。
目次
アシオスの口づけに、リズベルは違和感を覚える
突然のキス

突然アシオスにキスをされて、リズベルは何も考えられなくなります。
キスに驚いたのではなく、まるで意識を食われるような感覚に陥ったのです。そして魂まで拘束されるような心地になりますがーー
リズベルはその時、自問自答します。
(拘束?なぜ私が拘束されるの?私は誰にも私をあげるつもりはないわ)
そしてリズベルは、自らの意思で拘束の鎖を断ち切ります。堕ちる寸前のところで、正気に戻ったのです。
実は”束縛の魔法”をかけられていた
アシオスがしたのは普通のキスではなく、相手の全てを束縛するための魔法でした。
しかしリズベルは、それを自力で打ち破ったのです。そしてアシオスに何をされたのか理解した上で、彼女は真っ向から告げます。
「私はあなたに私をあげる気はないわよ、魔法使い。勝手に行動してもいいと承諾したこともないし」
恐ろしい事をされたにも関わらず、全く怯まないリズベル。そして一方、アシオスは悪びれもせずに彼女に顔を寄せて聞きました。
それは今度あなたにキスしようと思ったら、あなたがキスしてくれるのを待たなければならないという意味ですか?と。
するとリズベルはにこりと笑って「そうよ。大人しく待たないと」と答えました。
アシオスの過去とは?”ある女性”と交わした会話
アシオスの過去ー謎の女性との会話ー
私を助けたときに黄金の光を見なかった?リズベルが再度質問すると、アシオスは素直に「見た」と答えたので彼女はキラキラと瞳を輝かせます。
一方でアシオスは、そんな彼女に見惚れますがーーその時、彼の脳裏にある人物の言葉がよぎりました。
『お前は私の娘を愛さずにいられない。だから結局、私に勝てないのだろう』
その言葉で我に返ったアシオスは、この女性は”ヘラルの娘”だと自分に言い聞かせます。そして黄金の光について尋ねるリズベルに、何も知らないと嘘をつくのでした。
アシオスの心境ー複雑な気持ちー
アシオスが何も知らないと嘘をつくので、リズベルは不機嫌な顔をしました。
しかし彼はそれ以上何も話さずに、リズベルを抱き上げて部屋のベッドへと連れて行きます。また同時に、傷が広がるのでむやみに動かないでくださいと忠告しますが…
彼女はにこりと笑って、大丈夫だと言います。さらにアシオスの手をギュッと握って「当分はあなたの傍にいると言ったでしょう」と告げるので、彼は複雑な気持ちになりました。
(今までこの女を探し出すために生きてきたのに、なぜヘラルの娘にこんな気持ちを感じるんだ?)
どこか悲しそうな表情でうつむくアシオス。そして彼はリズベルの手を振りほどくと、部屋を立ち去りました。
・・・
アシオスが去った後、リズベルは部屋のベッドの上で膝を抱えていました。彼は光の正体を知っているはずなのに嘘をつくので、悲しくなったようです。
『狂った王女にはワケがある』10話のネタバレと感想
ネタバレ感想①もし魔法が成功していたら
今回アシオスは、えげつない魔法を使ってきましたね。見たところ、キスによって相手の魂を拘束する魔法のようです。
発動しなかったので正確な効果は謎ですが、リズベルの「意識を食われそうになる」というセリフから考察するなら…
自我が無くなったり、相手に逆らえなくなったりするのかもしれません。もしそうなら、リズベルは一発アシオスを殴っても良い。
ネタバレ感想②女神ヘラルとの因縁
ストーリーが複雑になってきましたね。特にアシオスは、女神ヘラルとただならぬ因縁があったようです。
例のシーンを見る限りだと、過去にヘラルに勝負を挑んでボコボコに負けたのでしょうか。そして敗因は実力的なものではなく、彼の内面に理由があるように感じられます。
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