マンガ版『接近不可レディー』の72話のネタバレと感想です。
前回はヒリスとアクシオンの仲睦まじい姿が描かれましたね。とはいえ彼女は酔っていたので、翌朝自分のしでかしたことを思い出して赤面します。
そして逃げるように彼のもとを去りますが、その後はどうなったのでしょうか?
目次
ヒリス視点|アクシオンの部屋を出た後、予期せぬ人物に出会う
買い物中、ある人物に出会う

アクシオンの部屋を出た後、ヒリスは高級菓子店に立ち寄ります。店舗にはさまざまな菓子が並んでいますが、それらを見つめる彼女はとても険しい顔をしていました。
というのも昨日の失態を思い出して、苛立っていたのです。
(酔えば静かに眠れると思ったのに…お酒なんて飲むんじゃなかった)
なお高級菓子店の店主は、ヒリスの形相に怯えて引きつった笑みを浮かべています。
するとそのとき別の客が入って来てヒリスに声をかけます。振り向くと、扉の傍に立っているのはゼノンでした。
「こんにちは。あなたがヒリス・イノアデンね」
アクシオン視点|四季の森に行き、王の残痕を呼び出す
クリスティアンが廊下を歩いていると…
定期会議を終えたクリスティアンは、部下のレノックと共に王の宮殿の廊下を歩いていました。
しかしそこにアクシオンが現れて、突然異能で攻撃します。
「アクシオン・ベルゼット、この狂人がまた···!」
クリスティアンは異能を使って攻撃を防ぎますが、途中でレノックを庇ったため隙が生まれます。その結果、アクシオンに首を掴まれますがーーー
そこは四季の森につながる門の前だったので、2人は異空間へと姿を消しました。


アクシオンは王の残痕を呼び出す
アクシオンは四季の森に移動すると、クリスティアンを適当な場所に放り投げてから“王の棺”がある場所に向かいます。
そして棺の前に立つと、王の残痕(※)を呼び出すために棺に自分の血をたらしました。

「王の残痕、ここにいるのは知っている。聞きたいことがあるんだ。だから応答してくれ」
しかしその時、背後からクリスティアン(無礼な扱いをうけて激怒している)が近づいてきます。そして彼は歯をギリッと食いしばりながら叫びました。
「正気じゃないな、アクシオン。ヒリスはお前がこんな狂人だと知っているのか?知らないだろうな。だからそんなに…!香りが全身に染みつくほど、近づいたんだろう!」
クリスティアンは先ほど襲撃された時、アクシオンの体からヒリスの香りがすることに気付いていました。そのため2人が恋人同士だと勘違いし、氷の刃を出現させて攻撃しますがーーー
アクシオンはその攻撃を難なくはねのけ、クリスティアンの頭を棺に叩きつけます。
するとその瞬間、まばゆい光と共に“王の残痕”が現れました。
「一応、条件が満たされたから答えたが…私の前でこのように躊躇なく痴情劇を繰り広げる子供たちは初めて見た。パルベノンの子供を私への供え物にするつもりか。ベルゼットの子孫よ」
王はそう言いながら、アクシオンをじっと見つめるのでした。
まとめ|接近不可レディー72話のネタバレと感想
72話のネタバレ感想|

アクシオンは基本紳士的ですが、クリスティアンに対しては本当に遠慮がありませんね。
なにせ理由も言わずに攻撃して、用が済んだらその辺に放り出すのですから。それはクリスティアンも怒るでしょうに。
さらに後半、2人はヒリスを巡って争い合います。誰も止める人がいないので、先ほどのケンカよりも容赦がありません。
そしてこの惨状の中、王様が呼び出されますが・・・いきなり痴情のもつれ(?)を見せつけられたので、若干驚いていました。