接近不可レディー65話~66話のネタバレと感想|アクシオンは嫉妬してヒリスを問い詰める

接近不可レディーネタバレ感想

『接近不可レディー』の65話~66話のネタバレと感想です。

前回クリスティアンが余計なことをしたせいで、アクシオンがあらぬ誤解をしてしまいます。ヒリスはもうクリスティアンになど興味はありませんが、誤解は解けるのでしょうか?

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65話|ヒリスは弁解するが、アクシオンの誤解は解けない

アクシオンの誤解と嫉妬

接近不可レディーネタバレ感想
以下の文章は、管理人が原作サイトを見ながらまとめたネタバレです。もし翻訳ミスがあれば、日本版の最新話公開日に修正します。

アクシオンはヒリスを押し倒した状態のまま、辛そうな顔をします。

それがクリスティアンのせいだと気付いたヒリスは、不快だと言わんばかりの態度で言いました。

「まだクリスティアンのことを気にしているの?一体何を見てそんな考えになったのか知らないけど、とんでもない誤解だわ」

ヒリスはそう説明しますが、彼は信じません。

というのも5回目の人生でヒリスがベルゼット家に身を寄せていた時、彼女は遠目からクリスティアンを見るたびに頬を染めていました。

アクシオンはその表情を見ていたからこそ、ヒリスがまだクリスティアンに思いを寄せていると勘違いしたのです。

白うさ
今は塩対応なのにね。
ひよこ
ヒリスに放置されるまでの過程を見せてやりたい。

さらにアクシオンは続けます。

「さっきクリスティアンを攻撃したのは本気だった。あなたがあと少し遅れていたら、本当に殺していたかもしれない。この先もずっと彼の命を狙うかもしれないぞ?」

脅しにも聞こえるその言葉。するとヒリスは、クリスティアンのことなど興味がないと弁解を続けますがーーー

彼にとって、ヒリスが自分以外の男を選んだという事実は変わりません。そのため不安そうな顔で、ただヒリスを見つめるのでした。

無意識の行動に出てしまう

アクシオンの不安そうな顔を見ヒリスは、この人がこれほど弱い姿を見せたことがあるだろうか…と思いました。

彼女の中でアクシオンよりも優位に立てる人など誰もいないのに、彼はそれを知らないのです。

そしてヒリスは起き上がると、アクシオンの唇にキスをしました。

といってもこれは無意識の行動であり、我に返ったヒリスはひどく動揺します。そしてすぐに彼から体を離しますがーーーアクシオンは無かったことにしてくれません。

「あなたから私に近づいたんだ」

そう言って今度は、彼の方からキスをします。

そして唇を離すとヒリスは頬を染めて黙り込むので、アクシオンは照れくさそうに笑って再び彼女にキスを落としました。

ヒリスは自分の想いを自覚する

アクシオンを受け入れながら、ヒリスは思います。

(こうして指先の優しさと唇のぬくもりを知ってしまうと、これ以上どんな嘘をついても…もう自分を騙せない)

今まではヒリスは、いつも彼の顔を直視できずにいました。目が合ったら、感情が全てバレそうだったから。

でも本当は、彼の近くにいたかったのです。それこそ今このまま、永遠に消えてしまえれば…と思うほどでした。

66話|ヒリスは5回目の人生で、すでにアクシオンに惹かれていた

回想①ヒリスが5回目の人生で感じたこと

5回目の人生で、ヒリスがベルゼット家に身を寄せていた時のこと。

ある日メイドは、天気が良いからという理由でヒリスを車イスにのせて庭園に連れて行きます。そして花が綺麗な場所へと案内してくれますがーーー

いざ到着すると、アクシオンとビオレッタが会話をしていました。

2人は幼い頃から親交があるらしく、傍から見ても親しい関係であることが分かります。ヒリスはその様子を寂しげに眺めながら、メイドに言いました。

「屋敷に戻りましょう。あそこは眩しすぎるから」

回想②アクシオンへの想い

屋敷に戻る最中、ヒリスはアクシオンのことを考えていました。

(アクシオンが私を救ったのは、ビオレッタに頼まれたからだった。私をベルゼット家で保護するのも、目の見えない彼女に無理をさせないためでしょうね)

アクシオンが自分を気に掛けるのは、あくまでビオレッタのため。自分にそう言い聞かせるも、ヒリスはそれが辛いのかスカートの裾をぎゅっと握りしめます。

するとその時、背後から聞きなれた男性の声がしました。

「やはりここにいたのか」

振り向くと、そこに立っていたのはアクシオン。

突然現れた彼にヒリスが慌てふためいていると、彼は微笑みながら腕に抱えていたマリーゴールドの花束を差し出しました。

「あなたにあげたくて持ってきた」
「これを…私に?」

ヒリスは花束をもらって頬をそめるも、きっとビオレッタが用意してくれたのだろうと考えます。そして彼らの気遣いに感謝しました。

なお雇用人たちの噂によると、父・ディエゴは王の宮殿にある監獄に閉じ込められているそう。しかし2人は決して、ヒリスにイノアデンの話をしないのです。

ひよこ
ディエゴは無断でカリキアの血を使ったから、罰として監獄に入れられたよ。
白うさ
やっぱりあれ、使っちゃいけない物だったんだね。

するとその時、傍にいたメイドがマリーゴールドの花言葉を教えてくれます。

『必ず訪れる幸せ』

それを聞いたヒリスは、心から嬉しそうに微笑みました。そしてビオレッタにお礼を伝えて欲しいと言いますがーーー

この花束はアクシオンが用意したもの。彼は本心から、ヒリスにこの花を贈りたいと思っていたのです。

そして彼は「気に入ってくれたなら嬉しい」と微笑むので、その美しい笑みを見たヒリスは顔を真っ赤にして俯きました。

見てはいけないようなものを見たような気がして、知らないフリをしなければならないと思ったのです。

ひよこ
ヒリスの反応的に、この時点ですでにアクシオンに恋をしてたんだろうね。
白うさ
初々しいね。完全に両思いだよこれ。

現在|ヒリスは彼を受け入れる

そして現在。

ヒリスはベッドに押し倒された状態で、アクシオンにキスをされています。抵抗を試みるも、その手はすぐに掴まれて逃げる事ができません。

「ダメだ。逃げないでくれ」

アクシオンが辛そうに言うので、ヒリスはそれ以上抵抗できなくなります。そして結局のところ、彼を受け入れて静かに抱き寄せるのでした。

⇒『接近不可レディー』67話のネタバレはこちら

まとめ|接近不可レディーのネタバレと感想

65話~66話のネタバレと感想|ようやく2人が恋人関係になる

ネタバレ感想

65話にして、ヒリスはようやくアクシオンへの恋情を認めました。

それこそ5回目の人生を送った時からずっと彼に恋をしていたようですが、その時から現在に至るまでずっと自分の想いに気付かないフリをして、その思いを振り払ってきたのです。

つまりこの2人は、ものすごく長い両片思いをしてきたのです。

でも好きな男性に言い寄られて我慢できるはずもなく、ヒリスは無意識のうちに自分からキスをしてしまいます。そして66話では、完全にアクシオンを受け入れました。

こうなった以上、自分を偽ることなどできません。恐らく次回からは、アクシオンと恋人関係になるのでしょう。

というかこの状況だと、クリスティアンが完全に当て馬ですね。ようやくヒリスに近づけたと思ったら数日も経たないうちに恋人が出来てしまったのですから。かなり可哀想。

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