ピッコマで連載中の『接近不可レディー』の64話のネタバレ感想です。
四季の森にて、ヒリスは保守派の貴族たちに出会います。その中にはモンタナ家の女当主・デボラもいますが、彼女は何やら裏がありそうな様子。
この先どうなるのでしょうか?ストーリーの続きを読んでみましょう。
目次
ヒリスは四季の森で、モンタナ家の当主たちと出会うが…
ヒリスは異変を感じ取る

デボラと上辺だけの会話を続けるヒリス。しかしその時『大きな異能の流れ』を感じ取ります。
(まさかあの二人が会ったの?)
そのためヒリスは用事ができたと言い、貴族たちを置き去りにしてその場から姿を消してしまいました。
・・・
ヒリスが異能の力で姿を消した後、残された貴族たちは「4大家門の力にはいつも驚かされますね」と口々に話します。
そんな中、モンタナ家の当主も同感だと相槌を打ちますがーーー-彼女は酷く冷たい目をしていました。
クリスティアンは約束をすっぽかされて激怒する
クリスティアン視点
四季の森の入口の前で、クリスティアンは顔に青筋を浮かべていました。
というのもヒリスは、待ち合わせの時間をとうに過ぎているのに姿を現さないのです。
「ヒリス・イノアデン…!前に無礼な態度を取られても我慢したのに、今日は完全に私をすっぽかしたのか?まったく、一方的だな。私を待つ姿を見ようと、わざわざ待ち合わせの時間より遅く来たのに…今回はただではおかないぞ」


するとそこに、アクシオンが現れます。しかし彼は無言で通り過ぎようとするので、それに苛立ったクリスティアンは彼を挑発しました。
「そういえば、今日はベルゼットの定期会議がある日でしたか?相変わらず御多忙なようで。私は今日、イノアデンの首長と約束があったのですが」
ヒリスに会うと聞き、分かりやすく反応するアクシオン。するとクリスティアンは、ニコニコと笑いながらさらに挑発します。
「四季の森は本当に神秘的な所ですね。私は結界の中の霧があれほど濃いとは知りませんでした。ヒリスさんが親切に導いてくださらなかったら、身動きできず道に迷うところでした」
本当はヒリスに放置されたのに、クリスティアンはいけしゃあしゃあと嘘をついたのです。
アクシオン視点
クリスティアンの嘘を信じてしまい、アクシオンはショックを受けます。
ヒリスが望むなら何でもすると誓ったのに、なぜ彼女は他の男を頼るのか。アクシオンはそれが分からなかったのです。
(なぜ俺じゃなくてクリスティアン・パルベノンなんだ?もし今この男を殺せば、俺が彼女の唯一になれるのだろうか?)
そして葛藤した挙句、アクシオンは異能の力を使ってクリスティアンを攻撃しました。
アクシオンは嫉妬のあまり、異能を使って攻撃しはじめる
異能バトル勃発
「アクシオン・ベルゼット!狂ったのか!?」
攻撃を避けたクリスティアンは慌てて訴えるも、攻撃は止まらず苦戦を強いられます。しかし数分後にヒリスが現れると、ようやくアクシオンは攻撃はやめました。
「2人とも、何をしているの?」
いつもより険しい顔で聞くヒリス。するとクリスティアンはしめたと言わんばかりに、彼女に仲裁を求めました。
「ヒリスさん!ベルゼット家の首長が、突然乱暴したのです」


しかしヒリスは彼の言葉を聞かず、アクシオンを連れてその場を去ってしまいます。その結果、クリスティアンはまたもや置いてけぼりを食らい、静かに激怒するのでした。
アクシオンとヒリスの会話
2人が転移したのは、四季の森にある例の赤い部屋。そこにあるベッドにヒリスを押し倒すと、アクシオンは自嘲めいた顔で彼女を責めました。
なぜ俺に付いてきたのか。クリスティアンに会うために王の宮殿に来たのではないか…と。
するとヒリスは表情一つ動かさずに、彼の顔にそっと触れて言いました。
「また私の車に戻りたいの?」
まとめ|接近不可レディー64話のネタバレと感想
64話のネタバレ感想|クリスティアンが年相応な件

シーズン2のクリスティアン、大分おもしろい性格になっていますね。
以前は打算まみれの冷たい男という印象でしたが、64話ではヒリスを寂しがらせようとしたり恋敵のアクシオンを挑発したりと、子供っぽいことばかりしています。何というか年相応ですね。
しかも今回、クリスティアンが挑発したせいで異能バトルが勃発します。
少し嫉妬させよう!くらいの気持ちだったのかもしれませんが、見事にアクシオンの地雷を踏みぬきましたね。