ピッコマで連載中の『接近不可レディー』の61話のネタバレ感想です。
前回のラストにて、ヒリスは四季の森に入るためクリスティアンの手を取りました。アクシオンが怒りそうな展開ですが、今後はどうなるのでしょうか?
ストーリーの続きを読んでみましょう。
目次
アクシオン視点|母親・ゼノンのもとを訪れる
ゼノンとの会話

その日、アクシオンは母・ゼノンのもとを訪ねます。
するとゼノンは薄情な息子が私を訪ねて来るなんて…と皮肉を言いながらも、楽しげな顔で質問しました。
「あなた恋してるの?相手はイノアデンの当主?」
ゼノンによれば、彼の体からはイノアデンの花の香りが漂っているそう。
さらに彼女は、これだけ露骨にマーキングするなんてあの子はかなり独占欲が強い方だね…とまで言い出しました。


そんな関係では無いとアクシオンが反論するも、ゼノンはヒリスに一度会ってみたいと言い出します。しかしこの時、彼は嫌悪感を感じてきっぱり言いました。
「あの人に興味を持たないでください」
ヒリスに触れるなら、誰であれ許さない。彼は本能的にそう思ったのです。
”あの香り”はゼノンのものだった
ゼノンと別れた後、アクシオンは確信します。
ヒリスと訪れた別荘で嗅いだ、慣れ親しんだ香り。あれは間違いなく母親の薬タバコの香りでした。
そして同時に、ゼノンが住むこの邸宅に手がかりがあるかもしれないと考えますがーーー
その時、異能の気配を感じます。そこで気配のする方に行ってみると、薄暗い部屋のテーブルに金色の鍵が置かれています。
さらに背後からは「その鍵に興味があるの?」と声が聞こえ、振り向くと部屋の入り口にはゼノンが立っていました。
そして彼女は部屋の中に入ると、鍵をアクシオンの胸にとんと押し付けます。この鍵をプレゼントしてあげるからどこの鍵なのか直接調べなさいと言うのです。
母の意図が分からぬものの、アクシオンは無言でその鍵を受け取りました。
ヒリスはクリスティアンに同行を頼み、四季の森に入る
2人は手を繋いて四季の森に入る
ヒリスとクリスティアンは手を繋ぎながら、四季の森につづく道を歩きます。
道中、クリスティアンは一方的にヒリスに話しかけますが、内心では『まさかアクシオントともこんな風に手を繋いでいたのか?』と不満を感じていました。
とはいえ今日ヒリスに選ばれたのは自分なので、ようやく同等の位置に来たことを喜んでいるとーーー
その瞬間、ヒリスは彼の手を投げ出してスタスタと先に行ってしまいます。そして置いてけぼりを食らった彼は、舌打ちをするのでした。


イノアデンの保管庫に到着する
四季の森にある神殿に到着したヒリスは、さっそくお目当ての部屋―――文献の保管庫に向かいます。すると保管庫はいつもと違い、金色のベルが飾られていました。
部屋一面に金のロープが張り巡らされ、そこに金色のベルがいくつも吊るされているのです。
(これは…?初めて見るけど、もしかして何かの装置?)
そこでヒリスはベルの1つに触れてみると、たちまち全てのベルが光を放ち、部屋の中が明るく照らされました。
まとめ|接近不可レディー61話のネタバレと感想
61話のネタバレ感想①ぬか喜びのクリスティアン

クリスティアンは同行を許可されて舞い上がるも、ヒリスは用が済んだらすぐに彼を捨ててしまいました。
ようやくアクシオンと同じ勝負の場に立てた!と喜んでいたのに、ぬか喜びでしたね。ちょっと可哀想。
とはいえクリスティアンなので、めげずに今後もまたヒリスに色々とアプローチを仕掛けて来そうな気がします。
61話のネタバレ感想②ゼノンの思惑について
61話でアクシオンが見つけた鍵は、恐らく例の別荘(リカルドが身を寄せている別荘)の鍵でしょう。リカルドが拾ったものと外見が酷似しているので、秘密部屋の鍵なのかなと思います。
そして現状ゼノンが怪しいですが、鍵をアクシオンに渡すあたり完全にテルゾ側という訳ではないのかもしれません。
ゼノンは飄々としていて何を考えているのか分かりにくいですが、私欲のために悪事を働くタイプには見えません。何か考えがあって、一時的にテルゾと手を組んでいる可能性が高いのかな…という印象です。