ピッコマで掲載中の『死して生きるSSS級ハンター』の50~51話について、ストーリーの概要を紹介します。
前回のラストでは、たくさんある黙示録の中から”利益になる世界を選んでクリアする”という方向で話がまとまりました。
結局孔子たちは、どんな世界を選んだのでしょうか?管理人の感想を交えつつ、続きを簡単にまとめました。
目次
50話ネタバレ|黙示録の中から、利益になる世界を探せ!
みんなで黙示録を読む
孔子はまず黙示録をジャンル別に分けて、ハンターたちに1冊ずつ読んでいくよう指示する。
そして、その中から利益になる世界を探すワケだが…
ここで問題が発生した。というのも、ジャンルによって作業人数に差があるのだ。
好きなジャンルの本を読むよう指示したところ、ロマンス系は人が極端に少なく、逆にバトル系は男性ハンターで溢れたのである。
しかも黒色魔女はロマンス系小説が大好きなくせに、それを周囲に知られたくないので推理小説コーナーで黙示録を読んでいる。この状況下でも、この人は見栄を張っているのだ。
見栄っ張りなハンターたち
そこで孔子は、作業人数を調整することにした。
まず黒色魔女には、ロマンス系のほうが似合うと声をかけて移動してもらう。なおこの時、彼女は「死王がそこまで言うなら仕方がないわね」と言ってあっさり承諾してくれた。
そして次に異端審査官。
“人物像”を見てみると、好きなジャンルは童話・神話らしい。なので孔子は、彼をおとぎ話のコーナーに移動させる。
そうやってハンターたちの人物像を確認しながら、孔子は作業人数を調整していった。
そして最後に孔子は、バトル系コーナーにいる毒蛇(天武門ギルドマスター)の人物像を確認するが・・・
彼の好きなジャンルは、異世界系・チート系・ハーレム系。そして好きなキャラクターは、人妻・ツンデレ・お姉さん・女装美少年と記載されている。
ワイルドな外見の毒蛇だが、実はライトノベルの皇帝だったのだ。
ふざけた結末の黙示録
黙示録を読んでいくうちに、黒色魔女はうんざりした顔で「あの館長の気持ちがわかった」と言い出した。
というのも大図書館にある黙示録は全て、クライマックスでふざけた結末を迎えているのである。
例えば女の子に告白しようとした瞬間に隕石が落ちたり、キスする直前で宇宙人が攻めてきたり。そこに至るまではストーリーが面白いのでなおさら悪質らしい。
なお、他のハンターたちも似たような状況だ。
そして相変わらず宙に浮いている館長は、その様子を見ながらどこか楽しそうに声をあげた。
「さあ!諸君らも連載中断の地獄を体験してください!そして私と同じく永遠の苦痛にもがきなさい!」
どの本を選ぶか相談しよう
各グループが黙示録を読み終えたので、それぞれ推薦作を発表してもらう。
おとぎ話コーナーの異端審査官から推薦されたのは『僕と僕たちの犠牲』という童話。
その世界の人類は“罪のない子供が叫ぶ悲鳴”を動力としてユートピアを創造したが、無実の子供たちがいなくなったので消滅したという話だ。
この黙示録について孔子は、難易度に関係なく必ず立ち寄らなければと考える。
そして次にバトル系グループからは、剣聖が『天魔実録』を推薦する。
この世界には天馬という武人がいて、彼が率いる軍勢の本拠地には巨大な図書館がある。そこにはスキルのノウハウが盛り込まれた本があるので、もし救えればハンター全体が強くなれるだろう。
剣聖の話を聞き、ハンターたちは目を輝かせる。そして孔子もまた、おいしい話だなと考えるが・・・
その時、腰に差していた聖剣がわずかに光る。
聖剣によれば、剣聖の持つ『天魔実録』から兄弟の気配を感知したらしい。
補足|50話では薬剤師(錬金省主)も登場
解説では省きましたが、50話には薬師のお姉さんも登場していました。この人は後に錬金省のギルドマスターとなりますが、現在はスラムで薬屋を営んでいます。
彼女によれば、先日塔から「薬剤師」という異名を授かったそう。そのため塔に選ばれ、孔子たちと共に大図書館に召喚されています。
また異名を与えられる際に、あなたが作った薬が世界を救う助けになります的なお告げを受けたのだとか。
51話ネタバレ|聖剣とレパンタ・アイキムの過去
レパンタ・アイキムの情報を求めて
21階に挑む前に、孔子は一度自決することにする。
というのも孔子は、アイキム帝国の初代皇帝である“レパンタ・アイキム”の情報が欲しいのだ。
レパンタ・アイキムは孔子の持つ“聖剣”の元主であり、守護の女神を6つに分割した張本人。さらに彼は、いろんな世界を行き来できるという噂がある。
つまり、これから挑む『天馬実録』で出会うかもしれないのだ。
そしてレパンタ・アイキムについて知るには、聖剣の過去を見る必要がある。
そのため孔子は、聖剣で自決しようという結論に至ったのだ。
そして孔子はハンター達に見つからないようトイレの個室にこもると、迷いなく聖剣で自分の首元を突き刺した。
聖剣のトラウマ(過去)
いつものように冥界(仮)へと落ちた後。
守護の女神のスキルは現在封印されているため習得できなかったが、孔子の狙い通りペナルティが発生して過去を見ることに成功した。
「ついに長い旅程を終えられましたね。あなたならできると思っていました。勇者様」
そう告げるのは守護の女神。つまり聖剣の本来の姿である。そして彼女は、皇帝となったレパンタ・アイキムにこれからどうする予定なのか質問するが…
その時、彼は立ち上がって「世界は人間のものだ」と言い、何の前触れもなく女神の体を6つに砕いた。
すまない。しかし、これが正しい道だ…と言い残して。
レパンタ・アイキムの言葉を最後に、トラウマの再現は終了する。そして再び現世に戻って来た孔子は、トイレの個室で呟いた。
「見てもよく分からないな」
右手に持った聖剣に、なぜレパンタ・アイキムはお前を封印したんだ?と質問するも、聖剣もその理由がわからないと言う。
けれど聖剣が覚えているレパンタ・アイギムは、無口だけれど正義の勇者だったそう。
一方でそのやり取りを聞いていた剣帝は、ハンターはレベルが高いほど狂った奴が多いから理解しようとするなと忠告する。
とにもかくにも、孔子が得た情報はレパンタ・アイキムの顔だけだった。
『天馬実録』に挑む4人のハンター
孔子は再び、ハンターたちの集まる“大図書館”へと移動する。
ループ前と同じようにみんなで黙示録を読み終えた後、22階のステージとして選ばれたのは『天馬実録』だった。というのも、他でもない剣聖が推薦したからである。
「『天馬実録』の制限人数は2~4人です。さあ!誰がこの黙示録の登場人物になるのだろうか」
宙に浮かびながら、ハンターたちに問いかける館長。すると真っ先に手を挙げたのは孔子。次いで剣聖が名乗り出た。
さらに剣聖は、同行者として小太りな白髪のハンター『薬王』を推薦する。彼は剣聖が愛用する薬屋の主人であり、異名のとおり病気に詳しい。
『天馬実録』の世界は謎の伝染病によって崩壊したので、病気に詳しいハンターを連れて行こうという作戦である。
しかし、病気に詳しい人なら孔子も知っている。孔子に霊薬を作ってくれた“薬剤師”(後の錬金省主)だ。
そこで自信満々に彼女を推薦するが、当の本人は「私なんて連れて行ったって何の役にも立たないのに…」と慌てて否定する。黙示録に入るのが嫌なのではない。本当に自信がないのだ。
しかし孔子がお世辞ではないので手伝って欲しいと告げれば、薬剤師は顔をひきつらせる。恩人の頼みとあれば、善人の彼女が断れるはずないのだった。
『死して生きるSSS級ハンター』今回の感想
50話補足|聖剣の兄弟とは?
忘れた人もいるかもしれないので、少しだけ本編の解説をします。
50話のラストで聖剣は、兄弟の気配を感じると言っていましたね。このシーンで「兄妹って何?」と思った人もいるでしょう。
聖剣はもともと5本で1つの存在ですが、残りの4本は各地に散らばっていて所在が不明です。そのうちの1本が、今回見つかったワケですね。
しかも剣5本をすべて集めれば、彼らが本来持つ「女神の力」を引き出せるそう。これは集めるしか無いでしょう。
もしかすると、他の黙示録の中にも聖剣の兄弟がいるのかもしれません。
楽しく読ませていただきました!
ウィンドウを漫画で見るのが楽しみすぎます笑
2-4人は入れるとのことなので
・死王
・剣聖
・薬王
・錬金省主
なのか
・死王
・剣聖
・薬王の代わりに錬金省主
・(1枠空く)
なのかどっちなんでしょうね!
後者なら黒龍主との絡み見たいので
黒龍主希望です…!
>はじめしゃちょーさんへ
コメントありがとうございます!
言われてみたら、錬金省主と黒龍主との絡みが見たくなってきました笑
2人ともいい子なので気が合いそう。