『ハーレムの男たち』1~4話のネタバレと感想!ラトラシルの悲しい過去


ピッコマで掲載中の『ハーレムの男たち』のネタバレ感想です。複雑な人間関係が描かれる本作について、序盤のストーリーをまとめました。

1話~4話で語られるのは主人公・ラトラシルの過去。

彼女はタリウム帝国第19代皇帝であり、国内で初めて”男のハーレム”を作った女性。女帝がハーレムを持つという前代未聞の事態に、当時の貴族たちは驚愕しますが…

ラトラシルがこのような決断をしたのは、悲しい過去が原因でした。彼女が皇帝になる前に、いったい何があったのでしょうか?内容を簡単に紹介します。

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『ハーレムの男たち』1話ネタバレ

ラトラシルの恋

恋愛ラブストーリー風のイラスト

6年前、ファイ歴511年。

タリウム帝国の皇女・ラトラシルは、留学に来ていた”ヒュアツィンテ”に恋をします。

ヒュアツィンテは、カリセン帝国の第一王子。彼が王宮に挨拶に来たとき、その優しい笑顔に心奪われたのです。

それから2人はすぐに惹かれ合い、ラトラシルは彼を運命の相手だと思いました。そして彼もまた、一生を共にすると彼女に誓いますが…

しかし事態は急変します。

ヒュアツィンテの異母弟・ヘウン王子が内乱を起こしたのです。

そのため彼は、カリセン帝国に戻ってしまいます。

離れていても僕の気持ちは変わらない。必ず皇帝になってこの世で一番華やかな使いをキミのもとに送るよ。

別れ際にそう言い残して、祖国へと戻りました。

ひよこ
ここまでは普通(?)のラブストーリーだね。
白うさ
でも嫌な予感しかしない。

ヒュアツィンテが皇帝になるも…

ヒュアツィンテが帰国した後。ラトラシルは毎日、彼が命を落とさぬよう神に祈って待ち続けました。

その健気な思いが通じたのか、2年後にヒュアツィンテが皇帝として即位します。

それを知ったラトラシルは喜び、彼の妻になるため勉学に励みますが…

その後ヒュアツィンテからの迎えはなく、彼は他の女性と婚約したのです。

白うさ
浮気男って最低!
ひよこ
いや待て、まだわからんよ。事情があるのかも。

『ハーレムの男たち』2話ネタバレ

離婚

ヒュアツィンテと婚約したのは、権力者である”ダガ公爵家”の令嬢アイニ。

その報告を聞き、ラトラシルは思いました。

愛なんてくだらない。ずっと信じてたのに。裏切者。最低な男ね。

虚ろな目をして窓辺に座り込んでいると、そこに”ばあや”が手紙を持ってきます。

ばあや曰く、それはカリセン帝国の使者からこっそり受け取った手紙。封を開ければ、そこには「祝賀使節の代表として会いに来て欲しい」とヒュアツィンテからの伝言が書かれていました。

かくして手紙を読んだラトラシルは、皇帝(父親)に頼み込んでカリセンへと向かいます。騎士のような礼服をその身にまとって。

『ハーレムの男たち』3話ネタバレ

ヒュアツィンテの事情

カリセン帝国に到着したラトラシルは、早速ヒュアツィンテの元に向かいます。そして2人きりになると、彼は耐えかねたように彼女に抱き着きました。

ずっと会いたかった…

そう告げる彼を、ラトラシルは突き放します。彼の胸ぐらをつかんで「5分あげるから事情を説明しなさい」と言って睨みつけました。

すると申し訳なさそうな表情で、理由を話し始めるヒュアツィンテ。

彼によれば、敵対するヘウン側の勢力が思いのほか強く、カリセン帝国で最も力のあるダガ公爵までもがヘウンを支持していたそう。

戦争に勝つためには、ダガ公爵を味方にするしかありません。そこで話を持ち掛けたところ、彼は「娘のアイニを皇后にするなら協力する」と提案をしてきたのです。

つまりヒュアツィンテは、皇帝になるため有力者の娘を娶ったのです。

ひよこ
アイニと結婚するしか勝ち目が無かったんだよ。生き延びるための苦肉の策。
白うさ
あー…なるほど。

5年間待って欲しい

そしてここからが本題。

彼は「愛しているから5年間待って欲しい」とラトラシルに告げます。

5年あればヘウン派の残党を完全に排除できるから、その後キミを妻に迎えたい。その間、側室だけでなくアイニとも同じ部屋を使わないから。

彼はそう主張しますが…

ラトラシルはその提案を断ります。

5年待ったところで、一体何の得があるのでしょうか。そもそも政略的に、彼はこれから多くの側室を迎えるでしょう。それに耐えろというのは、あまりに惨い話。

本心で言えば、ラトラシルはまだヒュアツィンテを愛しています。けれど5年後の彼は、きっと違う女に尽くす男になっているでしょう。

だから彼女は、きっぱりと別れを告げます。引き止める彼を置き去りにし、足早に部屋を出て行きました。

白うさ
政略結婚はともかく「5年待って」はアウト。許せんよ。
ひよこ
そんな言葉、この状況下で信用するワケがない。

その日の夜。

客室でラトラシルが頭を抱えていると「アイニ様がいらっしゃいました」と報告が入ります。

『ハーレムの男たち』4話ネタバレ

アイニとの会話

空

夜遅くにラトラシルの元を訪れたアイニ。

彼女はオレンジ色の髪を結いあげた愛らしい女性で、令嬢らしく所作が洗練されています。

アイニの用事は、言わずもがなヒュアツィンテの件。彼女は「5年経っても離婚はしない」と伝えに来たのです。

その言葉に、一瞬顔をしかめるラトラシル。しかしすぐに笑顔を取り繕い、夫婦間のことを私に話す必要はないでしょうと伝えますが…

するとアイニは、自嘲めいた笑みで言いました。

聞けば彼女は、先ほどヒュアツィンテが「5年後に離婚する」と言った件について報告を受けたそう。

捨てられると知りながら、結婚したいと誰が思うでしょうか。彼女のプライドは傷つき、自ら婚約破棄をすべきか何度も悩みました。

けれどここで引き下がっては、彼にとって好都合なだけ。だから彼女は抗おうと考えたのです。

愛情からではなく、単に彼の思い通りになりたくないから。

・・・

話を聞いたラトラシルは、アイニに同情しました。彼女にとっては耐えがたい話だろうと理解し、静かな目で「誠に遺憾ですね」と相槌を打ちます。

一方でアイニもまた、ラトラシルの立場を理解していました。そのため彼女の気遣いに感謝しつつ、事前に用意していた”度数の高い酒”をプレゼントしました。

腹が立って仕方がないだろうラトラシルが、しっかり酔えるように。

白うさ
修羅場かと思ったら、普通の話し合いだった。
ひよこ
2人とも教養のある賢い女性だからね。ラ〇タとは違うよ。

夢のような美しい男が現れる

庭園のテーブル席に腰掛け、貰った酒をあおるラトラシル。その効果は絶大で、彼女はすぐ酩酊しました。顔は真っ赤で、ぐでんぐでんに酔っています。

この世に男はたくさんいる。だから彼を忘れるためにも、とにかく美男が必要だ。

つらい失恋は、新しい恋で上書きすれば良いのです。男なんてたくさんいるのですから。

そんな風に考えていると、彼女の目の前に”美しい男”が現れます。

褐色肌と銀髪を持った、夢のような容姿の男。ラトラシルは「夢だというなら逃しちゃダメ」と手を伸ばしーーー

翌朝、目が覚めると…

そして翌朝、目を覚ましたとき。

ラトラシルは庭園で寝転がっており、見知らぬ男をその腕に抱いていました。しかも昨夜の記憶がありません。

状況が呑み込めず呆然としながらも、彼女は状況を確認します。

服は着ているし最悪の事態ではないものの、皇女が酒に酔って男と抱き合っていたなど醜聞。周囲に知られれば、白い目で見られるでしょう。

しかも男が目覚めそうなので、彼女は悲鳴をあげながら男を置いて逃げ去ります。

そして客室に戻ると「何も思い出せないので無かったことにしよう」と結論を出しました。

白うさ
いやダメでしょ!普通に最低だよ!
ひよこ
はわわわ。

が、しかし。

ヒュアツィンテの結婚式で、ラトラシルは”彼”の姿を発見します。彼はカリセンの皇族で、会場の一番上の席に座っていたのです。

しかも彼は、じっとこちらを凝視していました。

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1~4話の感想

1~3話の感想

ネタバレ感想

この物語の主人公は、タリウム帝国第19代皇帝・ラトラシル。そして1~4話で描かれるのは、彼女が皇帝に即位する6年前の出来事。

彼女には恋人・ヒュアツィンテがいたものの、彼は国王となるため他の女性と結婚してしまいました。

彼の立場を考えれば仕方のないことですが、信じて待ち続けた彼女にとっては辛い経験だったでしょう。

ヒュアツィンテは今もラトラシルを愛しており、5年後に身辺整理をしてから彼女と結婚したいと言っていまさうが…

これも酷い話ですよね。5年という長い月日を、軽く考えすぎている気がします。

そもそもラトラシル視点だと、恋人がたくさんの側室と結婚するのを見続けることになります。またその間、彼が心変わりするかもと不安になるでしょう。

その苦痛に5年間耐えろというのは酷すぎます。ヒュアツィンテの提案は、女性からすれば残酷ですよ。

ラトラシルの幸せを願うなら、彼はキッパリ別れを告げるべきでした。

4話の感想

4話では、ヒュアツィンテの妻・アイニが登場しましたね。

彼女がラトラシルを訪問した時点で、ヒュアツィンテを巡る女の戦いがスタートするのかと思いきや…

2人の間で交わされたのは、冷静な会話でした。

アイニは5年経っても離婚しないと言いますが、それは彼に抗おうとするプライドが理由です。

愛情からではありません。というか離婚を前提とした政略結婚で、相手を好きになれるワケがない。

てっきり「殿下は私のものよ!」みたいな王道展開になると思いきや、2人の会話は落ち着いたものでした。

多分2人とも、互いの気持ちを理解できるのでしょうね。ラトラシルも大変ですが、アイニもまた辛い立場ですから。

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