韓国のマンガ『ハーレムの男たち』のネタバレ感想です。17話~18話までのストーリーについて紹介します。
前回ラトラシルは、投獄中のアナッチャと面会しました。アナッチャはひたすら暴言を吐き、自分と息子の罪を棚上げ。さらに最後は、呪いの言葉を吐くという身勝手さを露わにしました。
しかしラトラシルは気持ちを切り替えて、街へと”潜入捜査”に繰り出します。いったい彼女は何をする気なのでしょうか?続きを見てみましょう。
目次
『ハーレムの男たち』17話ネタバレ
ラトラシルの潜入捜査

ラトラシルとサーナットは”お忍び用”の衣装を着て、街中に繰り出します。
彼女の目的は、側室のモニタリング。
側室のうちタッシールとカルレインには会ったことすらないので、平民に扮してこっそり彼らの様子を覗こうと考えたのです。
調査対象①タッシール編
1人目の調査対象はタッシール・アンジェス。巨額の富を持つアンジェス商団の息子です。
彼の人となりを知るため、彼が滞在している超高級ホテルに向かうラトラシル。そしてロビーでイスに腰掛けると、予め依頼しておいた”仕込み人”に目配せをしました。


新聞を読みながら階段を降りてくるのは、短い黒髪で黒コートを羽織った身なりのいい男性。彼こそがタッシールです。
すると仕込み人は、酔っ払いのフリをして彼に絡みますが…
次の瞬間。
タッシールはにこりと笑い、背負い投げをして仕込み人をぶん投げました。
知的なイメージの彼ですが、どうやら肉体言語が得意(?)な様子。そして一連の出来事を目の当たりにしたラトラシルは、ぴしりと硬直します。


一方、投げられた”仕込み人”は受け身を取って着地。また同時に、駆け付けた警備員が仲裁に入ります。
しかしタッシールは身を引かず、仕掛け人の胸倉をつかんで「誰がこんな芝居をさせたんだ?」と詰め寄ります。
というのも彼は、仕掛け人から酒の匂いがせず自分の前でだけフラついたことに気づいていたのです。
そして元凶のラトラシルは、冷や汗をダラダラ流しながら雑誌で顔を隠そうとしますが…タッシールは全てお見通し。彼はラトラシルの前にやって来ると、ニヤリと笑って言いました。
逮捕されたくないなら、この辺にしなければなりません…と。
『ハーレムの男たち』18話ネタバレ
タッシールの人となり
タッシール・アンジェス。彼はラトラシルが想像する以上に頭のキレる男でした。
この芝居を計画したのがラトラシルで、さらに仕掛け人が近衛騎士であることも見抜いていたのです。
そして立ち去ったタッシールの背を見ながら、彼女はポツリと呟きました。側室ではなく官吏にすべきだった…と。
調査対象②カルレイン編
2人目の調査対象はカルレイン。傭兵部隊の黒死神団団長です。
彼を調査すべく、ラトラシルとサーナットは街の宿屋に向かいますが…
店員に尋ねたところ、カルレインはずっと部屋に閉じこもって姿を現さないそう。
それこそ、食事にもトイレにも出てこないのです。そのため彼には会えませんでした。
ゲスターへの印象
宮廷に戻った後、ラトラシルは湯あみをしながら側室について考えました。
タッシールは会う前とイメージが変わり、カルレインには会うこと叶わず。そして宰相の次男である”ゲスター・ロルド”については不安が残ります。
というのもゲスターは純粋かつ人見知りな性格なので、側室としてやっていけるか心配なのです。
いよいよ側室が入宮する
数日後。
いよいよ側室の入宮日となり、大パーティー会場では盛大な制約式が行われます。
側室は1人ずつ書面にサインをし、婚約指輪を受け取るとラトラシルの指先にキスをしました。皇帝たる彼女に、永遠の忠誠と愛を誓うために。
・・・
ズラリと並んだ5人の美男子を見ながら、ラトラシルは思います。この中に私を心から愛する人はいないだろう…と。
そして心の中で呟きます。
みんな愛ではなく打算のために結婚をするのだから仕方のないこと。私は皇帝として権力を強化するために。そして側室たちは金や名誉のために。真実の愛も、利益の前ではぞんざいに扱われるのだから。
そして形だけの儀式を終えた後、パーティーが始まりました。
17~18話の感想
感想:タッシールが高性能な件について

17~18話はタッシール回でしたね。
タッシールは頭の切れる男性で、ラトラシル曰く「側室よりも官吏にすべき」と言われるほどの頭脳と分析力を持ちます。
外見的にも知的なイメージのあるイケメンですが…
しかし17話では、彼が見た目に反して喧嘩っ早い…というか意外とゴリラだと判明しました。まごうことなくゴリラ。

改めてタッシールのステータスを見直すと、かなりハイスペックですね。
イケメン・金持ち・頭脳明晰・分析力が高い・管理向き・ケンカも強い・ゴリラなど…情報過多です。
個人的に、こういうキャラは好きですね。というかゴリラ系のキャラが好き。