悪女が恋に落ちた時83話のネタバレと感想|襲撃犯とバヌス家の関係が明らかになる

悪女が恋に落ちた時ネタバレ

悪女が恋に落ちた時』漫画版のネタバレと感想です。83話のストーリーを紹介します。

前回主人公は、夢の中で”ルペルシャ皇女”の生い立ちを知りました。驚くべきことに、ルペルシャと襲撃犯には接点があったのです。

2人はいったいどんな関係なのか、ストーリーの続きをまとめました。

⇒『悪女が恋に落ちた時』ネタバレ一覧はこちら

襲撃犯の正体は?ルペルシャ皇女との意外な関係

襲撃犯の真の目的とは?

悪女が恋に落ちた時ネタバレ
以下の文章は、管理人が原作サイトを見ながらまとめたネタバレです。なので意訳が多いです。もし翻訳ミスがあれば、日本版の最新話公開日に修正します。

主人公は手を伸ばした瞬間、またもや見知らぬ空間に転送されます。そこは赤い光が灯された怪しい実験室で、目の前ではルペルシャ皇女と襲撃犯が会話をしていました。

なお襲撃犯によると、ここはバヌス家(ルペルシャの母方の実家)の聖地なのだそう。

バヌス家が永遠の治世のために、人工元素を操れる魔法使いとラファエリス病を作り出した場所。それがこの実験室なのです。

襲撃犯の主張
  • バヌス家はたくさんの実験を繰り返し、ラファエリス病を生み出した。
  • なお最初にラファエリス病にかかったのはルペルシャ。つまりバヌス家は一族の人間を犠牲にした
  • ラファエリス病で亡くなった人の死体には、美しい青い“風の花”が咲く。そしてこの花は人間に「永遠の命」をもたらす
  • この青い花により「バヌス家は新世界の神になるだろう」とテロ犯は主張している。
  • 襲撃犯もバヌス家の人間
  • なお上記の内容は原作に全く書かれていないので、主人公も初めて知った
ひよこ
つまり劇場でのテロもラファエリス病が生み出されたのも、全部バヌス家のせいなんだよ。
白うさ
実家のせいでルペルシャは病気になったんだね。

全ての真相が明らかになり、主人公はバヌス家への復讐を誓う

全ての元凶はバヌス家だった

事件の真相を知った主人公は激怒します。なにせバヌス家のせいで、大好きなルペルシャが犠牲になったのですから。

しかしその時“本物のルペルシャ皇女の魂”が現れて、荒れ狂う主人公をたしなめます。

そして彼女は、主人公がこれ以上無茶をしないよう夢の中で全ての真相を見せたのだと説明しますがーーー

主人公の怒りは収まらず「バヌス家に復讐しましょう!」と訴えかけます。

しかしルペルシャ本人は復讐など望んでおらず、その代わり主人公に「今までのように自由に生きろ」と言い聞かせました。

「よく聞け。お前のやるべきことは、今のように一生懸命お前が好きな人たちと自由に生きることだ。バヌス家に触れたところで、結局、彼らの手に渡るだろう」
「もちろんバヌス家に素直にやられるつもりはない。奴らに”風の花”を渡さないだけでも私にとっては十分な…」
引用元:悪女が恋に落ちた時83話・ルペルシャの台詞

主人公は”ルペルシャ”の復活を望む

しかしこの時、主人公はとんでもないことを言い出します。

というのもラファエリス病を治療し、ルペルシャの魂を体に戻そうと提案したのです。

そんな事をすれば主人公の魂が体から追い出されますが、彼女はそれでも構わないと言います。なぜなら主人公にとっての『最愛』はルペルシャですから。

ひよこ
主人公が一番助けたいのは、ルペルシャ本人だもんね。
白うさ
ルペルシャもこの展開は予想外だったろうね。

その提案を聞いたルペルシャは慌てて止めますが、主人公はこれだけは譲れないと言って引きません。

そして夢から覚める瞬間、主人公は「お姉様、自由に生きてください」と言って笑うのでした。

⇒『悪女が恋に落ちた時』84話のネタバレはこちら

『悪女が恋に落ちた時』83話のネタバレと感想

83話のストーリーを簡単に解説

ネタバレ感想

83話ではとんでもない設定が明らかになりましたね。ただ難しいストーリーだったので、簡単に内容をまとめました。

まずルペルシャの患っているラファエリス病は、人々の悪意により魂が崩壊する病気です。しかしこの病気は、彼女の母方の実家であるバヌス家が生み出したものでした。

つまりルペルシャは人体実験の犠牲者だったのです。

ちなみにこの設定、ダニエルと同じですね。

なぜこんな厄介な病気を生み出したのかと言うと、バヌス家がこの世界の支配者になりたいと企んでいるからです。しかも永遠に。

その願いを可能にするのが、ラファエリス感染者の死体に咲くという青い花。これは“風の花”であり、人間に永遠の命をもたらします。

ザックリ言うと、バヌス家はルペルシャを犠牲にして永遠の命を得ようとしたワケですね。

いろいろと酷すぎる。倫理観の欠如なんてレベルじゃありません。

けれど現在、ルペルシャの体には主人公が憑依しています。つまり消滅するのはルペルシャの魂だけであり体は残るため、バヌス家は「風の花を入手する」という目的を達成できません。

ルペルシャは実家に一矢報いることができますし、彼女もそれで納得している様子。

ただし主人公は納得していないので、バヌス家への復讐を誓います。

そしてラファエリスを治療し、ルペルシャの魂を体に戻そうと考えます。彼女が享受すべきだったその幸せと喜びを、すべて返そうと決意しました。

ネタバレ感想|ルペルシャの誤算

ルペルシャは主人公に「今までどおり好きな人たちと接しながら自由に生きなさい」と言っていましたね。彼女はすでに自分の命を諦めていて、代わりに主人公に幸せになって欲しいと思っているようですが・・・

このシーンのルペルシャは、肝心なことを理解していないように見えます。

というのも主人公にとっての最愛は、他でもないルペルシャなんですよ。大好きなお姉様の命を諦めて自分だけのうのうと生きるなんて、主人公にはできないはず。

そもそもお人好しだから、ルペルシャがこのまま消えるようなエンディングなど絶対に納得しないでしょう。

けれどルペルシャは、主人公のそういう感情を理解できていないのかなと思います。恐らく愛情不足で育ったせいでしょう。

なんというかルペルシャの台詞を聞く度に、愛情とは程遠い位置で生きてきた人なんだろうな…と考えてしまいます。つらい。

⇒『悪女が恋に落ちた時』84話のネタバレはこちら

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