漫画『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』の1巻ネタバレ感想です。
1巻に収録されている第1章~第3章までのストーリーと、管理人の考察を紹介しています。
⇒1巻ネタバレ前編(このページ)
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悪役令嬢カタリナのあらすじネタバレ
前世でプレイをしていた乙女ゲームの悪役令嬢・カタリナに転生してしまった私。そんな悪役令嬢の未来は、国外追放か死亡のみ!? そんなのあんまりじゃない!? 破滅エンドを回避するために奔走してたら、今度は恋愛フラグが立ちまくり!? 「一迅社文庫アイリス」で人気沸騰中、山口悟の破滅回避ラブコメディをキャラクター原案のひだかなみがコミカライズ!
引用元:https://comic.pixiv.net/works/4024
主人公カタリナは公爵家の一人娘。蝶よ花よと育てられ、わがままなお嬢様(8歳)に育ってしまいました。
しかし、頭を強く打ったことがキッカケで、カタリナは前世の記憶を思い出します。
なんと、現在カタリナがいる世界は、乙女ゲームの世界。
前世で交通事故にあった主人公(17歳の女子高生)は、前日まででプレイをしていた乙女ゲームの世界に転生してしまったのです。
しかも、転生したのは「悪役令嬢・カタリナ」。ゲームどおりにストーリーが進めば、カタリナの将来は処刑か国外追放のみ。
乙女ゲームの破滅フラグしかない、悪役令嬢。生き残るためには、フラグを回避するしかない!
そこで、カタリナは破滅フラグを回避するために、ゲームとは違う方向にストーリーを進めようとします。
第1章:前世の記憶を思い出す
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処刑&国外追放を回避するために、カタリナは脳内で「ジオルド対策会議」を開きます。
ジオルドは攻略対象キャラの1人で、この国の王子。容姿端麗な天才だが、本性は腹黒い性格をしています(あ、でも優しい子ですよ)
▽ジオルド▽

引用元:乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった1巻より
とある事情からカタリナとジオルドは8歳にして婚約することになったのですが・・・
ゲームのとおりなら、ジオルドはヒロインと結ばれます。しかも、バッドENDの場合、カタリナはジオルドによって殺されてしまうのです。
ちなみに、これはジオルドが外道なワケではありません。カタリナは悪役令嬢なので、ヒロインに犯罪まがいの嫌がらせをしちゃうんですよ。だから、殺されてしまったのです。
バッドENDは死亡。ハッピーENDだとしても、カタリナは国外追放。つまり、彼女の将来に救いはありません。
婚約を解消したいところですが、そんなことをすれば家族に迷惑がかかってしまいます。
そこで、カタリナは「生き抜くために、剣と魔法の腕を磨くしかない!」という結論に達したのですが・・・
カタリナはなぜか、畑仕事をはじめてしまいます。

カタリナの属性は土魔法なので、「畑仕事をすれば、魔法の威力がアップする」という、意味不明な結論に達したようですね(^^;
かくして、カタリナは剣術と畑仕事にはげむ日々を送るようになります。
しかも、この意味不明な行動がきっかけで、ジオルドのお気に入りになってしまいます。ジオルドは退屈な日々を送っていたので、カタリナの行動がツボにはまったみたいですね。


第2章:義理の弟がやってきた
引用元:乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった1巻より
ある日、カタリナの家に「キース」という少年がやって来ます。
キースは、クラエス家の分家で生まれたのですが、魔力が高いため本家(カタリナの家)に引き取られたのです。つまり、カタリナの義理の弟ですね。
そして、キースもまた攻略対象の1人。
ゲームでのキースは、孤独な幼少期を過ごした結果、愛情不足の反動でチャラ男に育ってしまうという設定。そんな中、学園でヒロインと出会い、孤独な心を癒されて恋に落ちるのですが・・・
カタリナにとって、キースは「第二の破滅」でもあります。
ゲームでキースを攻略した場合も、カタリナは死亡or国外追放になってしまうのです。
そこで、カタリナは再び脳内会議を開き、「キースを孤独にしなければ、ヒロインと恋愛しないよね?そうすれば、カタリナは破滅エンドを回避できる!」という結論に達します。
カタリナは、元々「弟か妹が欲しい」と考えていたので、キースを義弟として可愛がります。
キースを孤独にしないため、庭の散歩に誘ったり、彼が引きこもろうとしたら、扉を斧で破壊したりと・・・
アグレッシブな方法で、キーストの距離を縮めていきます。その結果、無事にキースの心をつかんだのです。


▽転生系のおすすめマンガ
第3章:初めてのお茶会と新しい友達
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カタリナは、キースと一緒にお茶会に参加します。
そこで、メアリという貴族令嬢に出会うのですが・・・彼女もまた、つらい生い立ちを抱え、孤独にすごしている少女でした。

引用元:乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった1巻より
メアリは4姉妹の末っ子で、姉妹の中で1人だけ母親が違うのです。おまけに、メアリの母親は身分の高い女性ではなかったため、母親もメアリも、一族から歓迎されませんでした。
さらに不幸なことに、メアリが5歳のときに母親は死亡。姉妹からも悪口を言われることが多いせいで、ずっと自分に自信が持てずにいました。
そんなメアリの趣味は園芸。
メアリは植物を育てるのがとても上手で、彼女が育てた花は、どれも美しく咲いています。
一方、カタリナは野菜を枯らしてしまうので、メアリに植物を育てるためのコツを聞こうとします。
メアリとカタリナは、畑作りを通して交流を重ね、いつしか仲良しに。
植物を育てるのが上手なメアリに、カタリナは「メアリの手は緑の手なんだわ」「メアリは植物を育てる才能にあふれた特別な手を持っているのよ」と言い、メアリに笑いかけます。
カタリナに褒められたメアリは、無くしていた自信を取り戻し、孤独な心を癒されます。
カタリナは、キースだけでなくメアリの心も射止めたのです(ただし、本人は無自覚)


『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』1巻のネタバレ感想
ここからは、ゴリ子の感想についてです。
ストーリーとしては、最近よく見かける転生系のストーリーですね。舞台は乙女ゲーで、主人公カタリナは悪役令嬢というポジション。
ネタバレ状態でゲーム世界に転生するという設定は、最近だとよく見かけます。
かくいう私も、転生系にハマってしまい、この漫画を読み始めたのですが・・・
1話を読んだ段階で「この漫画は絶対に面白い。間違いない。」と確信し、一気に2巻まで読み進めたところ、やはり面白かったです。
主人公カタリナは、転生先での運命について知っている(ネタバレ状態)のに、なぜか妙な方向に突き進む。ネタバレしているのに、ネタバレを生かせない。ちょっぴりアホの子です(^^;
でも、逆にそこが可愛い。
女性向けの転生系マンガでは、個人的にトップ3に入るくらい面白いと思いました。
カタリナの性格も好きですし、言動も面白い(特に、脳内会議)
あと、キースが非常にかわいくてツボでした♪
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