『世にも奇妙な物語’18 春の特別編』。あなたはもう見ましたか?
1話目の「フォロワー」は白石麻衣さんが主演のストーリーでしたが、ものすごく怖かったですね!
でも、視聴後に「ミミ子って結局誰だったの?」と、疑問が残りますよね?
そこで、今回はミミ子の正体について考察してみました。
世にも奇妙な物語「フォロワー」とは?
引用元:https://mdpr.jp/photo/detail/6371370
主人公のハルは、工場に勤める女性社員。
千葉県の安いアパートに住み、地味な暮らしをしています。
しかし、ネットのアカウントでは
「毎日キラキラした生活を送っています♪」
「東京の麻生に住んでいます」
「職業は社長秘書」
と嘘をつき、 ”キラキラ女子” として過ごしていたのです。
早い話が、日常は超地味なのに、嘘をついてキラキラした写真を投稿していたワケですね。
結構いますよね、そういう人。
ストーリーの結末
キラキラ女子として写真を投稿し続けた結果、ハルは大量のフォロワーを獲得します。
でも、ある日「ミミ子」と名乗る人物がフォロワーに追加され、ハルの生活は一変しました。
最初は「応援されて嬉しい!ミミ子使える!」と喜んでいたものの、ミミ子の正体は、度を越したストーカー。
ハルの生活を監視し、ハルの邪魔になる人間を次々と殺していきます。
ヤバイですね。
リアルに居そうなところが、超怖いです((+_+))
それを見たハルは、当然ながら恐怖心がマックスになります。
結果、異常な行動をとり始めるのです。
お金が無いのに、高級レストランで食事をしたり、通行人からキラキラしたアクセサリーを奪ったり・・・
その姿は、まさに狂人。
「ミミ子が望む、”キラキラした女性”を演じ続けないと、次は自分の身が危ない」と思ったのでしょうね。
狂ったハルは、途中で道路に飛び出して、車に引かれて死亡します。
ハルをひいた運転手の正体は、なんとミミ子。
そしてハルが死亡した後、アカウントからはフォロワーが激減し、物語は終了しました。
結局、ミミ子は何者だったのか。
そもそも、このストーリーにはどんな意味があったのか・・・謎の多い物語でした。
なぜミミ子はハルを車でひいた?
物語の最後で、ミミ子はハルを車で引いてしまいました。
これは偶然ではなく、恐らく「わざと」でしょう。
ハルが”キラキラした女性”じゃなくなった(自分の理想じゃなくなった)ので、始末したのでしょうね。
解説!大勢のフォロワーの正体
ミミ子がハルのフォローを止めた途端、ハルのアカウントからは一気にフォロワーが減りました。
という事は、10万まで増えたフォロワーは、ミミ子のサブ垢。
または、ミミ子が用意した誰かだったのでしょう。
結局、誰が犯人だったのか?
ミミ子の正体は、ストーリー内では明らかになっていません。
最初は「ハルの後輩がミミ子では?」と思いましたが、マンションから突き落とされて死亡したので、後輩も違いますね。
ちなみに、職場のおばちゃんもシロでしょう。
ミミ子からファックスが送られてきたとき、彼女はパソコンの前にいましたから。
もしかすると、最初に出てきた男性(なおや)がミミ子だったのかもしれませんが・・・
伏線も何も無かったので、”なおや”も微妙ですね。
では、いったい誰が犯人だったのでしょうか?
恐らくミミ子の正体は、ストーリー中に顔が出てこなかった、第三者なのでしょう。
つまり、“どこかの誰か”ですね。
だからこそ、犯人の顔は最後まで明かされなかったのだと思います。
まとめ:フォロワーの意味
フォローした相手に付きまとい、興味が無くなれば、あっさりと切り捨てる。
まさに、現代社会のネット住民そのもの。
その象徴こそが、ミミ子なのでしょう。
「フォロワー」という物語は、現代社会への皮肉を込めて作られた話なのかもしれませんね。
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