このページでは、【シノアリス(SINoALICE)】の登場キャラクター「ピノキオ」のストーリー第一章について解説しています。
最悪の物語を、頭が最悪な管理人が紹介していきます。
- 物語のネタバレありなのでご注意ください!
- この記事は「シノアリスってどんなゲーム?」を読んだ人向けに書かれています。世界観がわからない人は、先にそちらから読むことをおすすめします。
目次
はじめにーピノキオの目的についてー
ピノキオの目的とは?

シノアリスの主人公は、ピノキオを含めた童話の主人公たち。
全員が「作者を蘇らせる」という共通の目的を持っていますが、そのためには全てのキャラを滅ぼさなければなりません。
最終的には殺しあう運命にあるものの、現在は一時的に手を組んでいる状態です。
ピノキオが作者の復活を願う理由ですが、ざっくり言うと「自分一人では何をすべきか判断できないため」です。
何をしたらよいのかわからない状態を恐れる性格のため、彼は作者に助けを求めました。
キーワードは依存
各キャラクターにはキーワードがあり、ピノキオには「依存」という言葉が充てられています。
- 互いに寄り添う関係のこと
- ①の状態から抜け出せないこと
ピノキオのあらすじ
ゼペットによって作り出された。人形は社会不適合者だった。
人形は社会の荒波にもまれながらも必死にもがく、ピノキオ。果たして彼は、無事願いをかなえることができるのだろうか?
ーゲーム本編より引用ー
第一章一節【チュートリアル】
ピノキオは恐れる わけのわからない場所にいる自分を 何をしたらよいのかわからない状態を
ピノキオは恐れる 自らが手にした武器を 酷く醜い言葉を吐く杖を
恐れのあまり、ピノキオは作者に助けを求めた。しかし、作者を蘇らせるには 他人を殺す 必要があることをピノキオはまだ知らなかった
ーゲーム本編より引用ー
ピノキオの悲しげな独り言と共に、一章一節がスタート。一章では他のキャラクターズとの会話がないため、9節までピノキオの独白が続きます。流れとしては、独白→戦闘→独白→戦闘・・・となるので、ストーリー的にも進展はなし。敵の倒し方を覚えるだけです。
ピノキオをアバターに選んでプレイしたところ、ピノキオは攻撃するたびに「できるかなあ」と不安そうな声を出していました。「逃げたいけど、逃げられない」「操り人形の方が楽だよね」など、セリフから彼のネガティブさがわかります。キーワードが「依存」のキャラクターなだけあり、一人で何かをするのが心もとないようです。
最初は弱い敵をザクザク倒していくのですが、最後にドラゴンが登場。さすがにピノキオ一人では勝てないため、ナビキャラであるギシンとアンキが他のキャラクターに応援を頼んでくれました。結果、無事ドラゴンに勝利。
第一章二節~九節【ピノキオのセリフ】
一章でわかるのは「ピノキオはどんなキャラなのか」「なぜ作者を復活させたいのか」という内容のみ。上の項目でお話しした通り、ストーリーはほぼ進みません。それでは、2節~9節までのピノキオの独白を見ていきましょう。
とりあえず、作者を復活させよう。だって僕には何もできないから。
作者のいない物語。それは羅針盤を失った航海のようだ。差し詰め僕は、漂う小船。
ゲハハハハッ!殺レヨ犯セヨ引キ裂ケヨ!正々堂々殺セルナンテ、コンナ機会ハ滅多ニナイゼ!
ここで、ピノキオの相棒(?)である口の悪い杖が登場。
殺せ、殺せと杖が煽る。こんな武器、本当は手放してしまいたい。けれど、1人になるのが怖くて手放せない。
噓をつくと鼻が伸びる物語。作者がいない今ならば、多分嘘をついても大丈夫だろう。だから言おう。「君が必要」と。
臆病者ハ片隅デ ガタガタブルブル震エテナッ!敵ハ皆、尻カラ顔マデ串刺シテ鵙ノ早贄デキアガリ!
僕の邪魔をするのなら、残念だけど戦おう。だって今はそれしか道がない。
別に望みはない。強いて言えば、僕は誰かに 引っ張って貰いたいだけなんだ。
ーゲーム本編より引用ー
ピノキオの独白はここで終わります。自分1人では、何をすればいいのかわからない・・・そんな思考から、口の悪い杖を傍に置き、嘘をつき、どんどん死体の山を作っていきます。
一章十節のストーリーネタバレ
乱暴な杖と共にピノキオは敵を倒す。本当は殺したくないのだと、悲しさに顔を歪めながら、罵詈雑言を放つ杖に身を委ね、ピノキオは死体の山を築く。
まるで、この戦いは自分の意志では無いのだと言うように。
ピノキオは望む。自分以外の誰かに道筋を決めてもらいたいのだと。ピノキオは望む。だから一刻も早く作者を復活させて、自分をどうにかしてもらおうと。
自分の意志を恐れ、他人の意志に身を委ねる事を 強く望むは人形ゆえか。
依存 それは、ピノキオを吊る操りの糸。
ーゲーム本編より引用ー
▽ピノキオのストーリー2章ネタバレはこちら
【シノアリス】ネタバレ!かぐや姫とピノキオ第2章を考察&解説
ピノキオは、自分の意志で何かを決めることが恐ろしいようです。依存という言葉に支配されたキャラクターですね。しかしながら、戦うこと自体は嫌いな性格です。そして今さらですが、男の子です。