ゲーム【シノアリス(SINOALICE)】のストーリー解説をしています。今回は「赤ずきん」のストーリー第1章についてまとめました。
最悪の物語を(頭が)最悪な管理人が紹介していきます
【第一章一節】赤ずきんのセリフ

赤ずきんの目的は?
赤ずきんは知覚する。血の匂い。暴力の音。苦痛の叫び。
ーーーこれ、大好き!もっと血を。もっと傷を。もっと悲鳴を。ちょうだいちょうだいちょうだいちょうだい!その為に作者の力が必要ならば、蘇らせてーーー
また、殺そう。
キーワードは「暴力」
『シノアリス』の各キャラクターにはキーワードが充てられています。もうお察しかと思いますが、赤ずきんのキーワードは「暴力」です。
この段階で、すでにヤバい子だと理解できますね!
グロ案件になりそうですが、次の章からは本編を見ていきましょう。
【第一章二~九節】ストーリーネタバレ
やわらかなはたわたをケーキに。あたたかい血をぶどう酒に。さあ、お見舞いにでかけなきゃ。
道草をしてはいけません。早くいかないと、おばあさんが退屈しちゃう。
とちゅうでオオカミさんい出会ったら、たのしくお話しをする前に 大きな石で頭をつぶします。
おばあさんの家についたなら、火を放ってやき殺します。
こころやさしい猟師さん。その鉄砲で お腹を撃たせてくださいな。
おばあさんもオオカミさんも猟師さんも、みんなみーんなだいすきだから、ボクが殺してあげますね。
みんなを殺してしまったら、赤ずきんのお話は終わっちゃう。そんなのいやだ。まだあそびたい。
作者をよみがえらせたなら、ずっとずぅっとあそべるかな?ずっとずぅっと殺せるかな?
ーゲーム本編より引用ー
【第一章十節】赤ずきんのモノガタリ
あははっ!痛い?痛い?痛い?痛いですかぁ?あははははっ!でもだめ。たりない。まだまだ遊んで?次はだれ?
血で染め上げられた真っ赤なフード。灯りに惹かれる蛾のように ああ、また 新たな犠牲者が現れた。
迫るオークの頭をぐちゃり!お腹を斬って引き裂いて。中にはいっぱい石を詰め込んで。池にポチャンでハイ終了。
楽しくて、楽しくて。赤ずきんはずぅっと笑ってる。もっとみんなに遊んでほしいと 赤ずきんは願ってる。
暴力 それは、赤ずきんを包む、ビロードの狂気。
ーゲーム本編より引用ー
赤ずきんは思考がぶっ飛んでますね!
『シノアリス』が公開する前、赤ずきん1章のプレイ動画が公開されていたのですが、その時にプレイヤーの梶田さんは「ろくな女がいねえ!」と叫んでいました(笑)
実際にプレイしてみると発言の意味がよくわかりますね!
ネタバレ考察と感想
今までで一番ヤバイ子

赤ずきんの厄介なところは、悪意なく暴力を振るっているところだと思います。
どんな環境で育ったら、こんなサイコな子に育つの・・・やだ、怖い・・・
通常であれば、ぶっとんだ思考回路になる「理由」があるはずですが、赤ずきんは元からサイコなイメージがありますね。
周りを恨んでいる訳でも憎んでいる訳でもなくて、好きだからコロコロするというのが本当に異常です。
父親と母親はどうなった?
この状況だと、赤ずきんの母親と父親はすでにいないと考えるのが妥当でしょう。
赤ずきんの台詞的に、みんな遊び相手にされてしまったのかなと。
お婆さん・狼・猟師はまだ生きているので、これから遊び相手にされるようですが…逆にこの3人、よく今まで生きてこれましたね。
特にお婆さん。どうやって赤ずきんから逃げ延びたのか謎です。
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