このページでは、【シノアリス(SINoALICE)】の登場キャラクター「かぐや姫」のストーリー第一章について解説しています。
最悪の物語を(頭が)最悪な管理人が紹介&考察していきます。
はじめにーかぐや姫の目的についてー
かぐや姫の目的とは?

シノアリスの主人公は、かぐや姫を含めた童話の主人公たち。彼女たちは、全員が「作者を蘇らせる」と願っています。
しかし、作者を復活させるためには条件があります。全てのキャラを滅ぼさなければならないのです。現在は一時的に手を組んでいる状態ですが、最終的には殺しあう運命になります。
キーワードは被虐
各キャラクターにはキーワードがあり、かぐや姫には「被虐」という言葉が充てられています。
【第一章一節】かぐや姫の望み
かぐや姫は空を見ました。私が居るべき場所はどこだろう?私があるべき姿はなんだろう?求婚してきた貴族達は、みんなかぐやを宝物のように扱いました。
いいえ、いいえ。違うのです。私の望みはそうではない。望みを叶える為に、かぐやは空に還らず 自ら度に出ることにしました。作者を復活させるという旅にーーー
ーゲーム本編より引用ー
一章一節はかぐや姫の独り言からスタート。一章では他のキャラクターズとの会話がないため、9節まで彼女の独白が続きます。独白→戦闘→独白→戦闘・・・の繰り返しとなるので、ストーリー的にも進展はなし。敵の倒し方を覚えるだけです。
【第一章二節~九節】かぐや姫のセリフ
一章でわかるのは「かぐや姫はどんなキャラなのか」「なぜ作者を復活させたいのか」という内容のみ。ストーリーはほぼ進みません。それでは、2節~9節までのかぐや姫の独白を見ていきましょう。
【二節】
今まで大勢の殿方に求められたけれど、誰も選ぶ事ができませんでした。
【三節】
みんな素敵な男性。みんな素晴らしい殿方。なのに、どうして選べないんでしょう?
【四節】
いずれ月に帰るから選べない?いいえ、それなら地上にいる間だけ 契りを交わしても良かったのです。
【五節】
私は強くありません。か弱いただの女です。素敵な主人と添い遂げたいと願う、夢見るただの乙女です。
ここまでの独白を読むと、普通の女性に見えますよね。一見して可愛らしいモノガタリに思えますが・・・問題はここからです。
【六節】
私が誰も選べなかった理由。それは、きっと・・・
【七節】
敵を倒すと、悲しいのです。どうして倒れてしまったのでしょう?どうして私より弱いのでしょう?
おや?かぐや姫の様子が・・・
【八節】
敵のみなさん、どうか私を苦しめて。もっと強い力をみせて。
ここでハッキリとわかりますね。なんと、かぐや姫の正体はドМだったのです。
【九節】
私より強い人はどこですか?いっそ獣でもかまいません。私をなぶる、敵はどこ?
ーゲーム本編より引用ー
「被虐」というキーワードを見た段階で気づいた人もいるかもしれませんが、彼女は誰かに嬲られたいという特殊思考の持ち主です。個人的には、シンデレラと立ち位置が逆なら良かったのに・・・と思ってしまいます。
この性格は元来のものなのでしょうか?それとも、大切にされるあまり一周回ってこうなったのでしょうか?
【第一章十節】ストーリーネタバレ
今まで、箸より重いものを持ったことがないお姫様が、敵をどんどん倒していきます。これが、私の求めたもの?いいえ、まだです。もう少し。
もっと強い敵が欲しい。その硬い牙で、その鋭い爪で、もっと私を痛めつけてくださいな!
かぐや姫の体は、ナイトメアの攻撃を受けて歓喜に震えました。けれど、その攻撃を求めるあまり、姫は敵を殺してしまいました。
ああ、とかぐや姫は落涙します。もっと強い敵じゃないと駄目なのです。私の望みは虐められること。だから、どうか作者様。私を虐め抜く物語をください。
被虐 それは、かぐや姫が求める、緊縛の縄。
ーゲーム本編より引用ー
▽かぐや姫第2章ネタバレはこちら
【シノアリス】ネタバレ!かぐや姫とピノキオ第2章を考察&解説
=いじめられること。虐げられること。