ゲーム【シノアリス(SINOALICE)】のストーリー解説をしています。ピノキオとシンデレラの第2章(憎悪篇)はクロスストーリーになっているので、先に各キャラの1章を読んでおくと、内容がわかりやすくなります
※各キャラのモノガタリはこちらから読めます。
※ネタバレ・感想・考察を含むので、閲覧の際にはご注意くださいませ!
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第二章一節ネタバレ
嫌な相手に会ったと ピノキオは思った。面白い相手に会ったと シンデレラは思った。
さて、卑劣の灰かぶりと 依存の人形の相性は?1人は恐怖に、1人は愉悦に、顔を歪めた。
「最悪だ」「最高だ」
ーゲーム本編より引用ー
第二章二~五節
【シノアリス】ピノキオの章ネタバレ!憎悪篇1章まとめ【考察】
二節:ピノキオのセリフ
苦手なひとに会った。僕は指示して欲しいだけで 虐めて欲しい訳じゃないのに。
三節:シンデレラのセリフ
虐めて欲しい顔をしている奴を 虐めても面白くない。虐めないで、という顔をしている奴を あげつらうのが面白い。
四節:ピノキオのセリフ
こういう時に限って杖は黙る。まるで僕が困るのを 楽しんでいるかのよう。
五節:シンデレラのセリフ
右を向けと言えば右を。左を向けと言えば左を。なんて面白い玩具だろう!
第二章六~九節
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六節:ピノキオのセリフ
シンデレラさんの言う事は 無茶苦茶で理不尽で。でも指示されると安心してしまう 自分もいて。
七節:シンデレラのセリフ
私の指示に嫌な顔をしながらも、忠実に付いてくるこの子にーーー物語の中の「私」が被った。
八節:ピノキオのセリフ
元は人形だから、人の意のままになりたい。今は人間だけど、誰かに指示されたい。僕が肉の体を持つ意味は何?
九節:シンデレラのセリフ
意志のない人形は 壊した く な る。
第二章十節のラスト
【シノアリス】シンデレラの物語ネタバレ!憎悪篇1章まとめ【考察】
卑劣のシンデレラと依存のピノキオ。微妙な均衡を保つ2人の前に、不思議な存在が現れた。
「なんだ、アレ」「まさか・・・幽霊!?」 怖がりなピノキオはシンデレラの背中に隠れてしまう。
「まあ、何にせよーーー」 倒すだけだと舌なめずりして、シンデレラは怯えるピノキオを前に押し出した。
肉体を持たぬ思念体。それは果たしてナイトメア?ナイトメアとはいったい何?けれど、そんな疑問より。心だけの存在はーーー
「僕より」「アンタより」「人間らしい」
互いのつぶやきが重なり合って ライブラリの中に溶けていく。悲しげな顔をしたピノキオは、杖を手にして シンデレラの前から姿を消した。
▽第3章(憎悪篇)のネタバレはこちら
シンデレラ➡【シノアリス】シンデレラの物語ネタバレ!憎悪篇3章まとめ【考察】
ピノキオ➡【シノアリス】ピノキオの章ネタバレ!憎悪篇3章まとめ【考察】
考察&ネタバレ感想
ピノキオが10節の最後のつぶやいた「僕より人間らしい」というセリフが、すごく切なかったです。(´;ω;`)そしてシンデレラは、すごくゲスかったです・・・あんまりピノキオを虐めないであげて?
シンデレラは、ピノキオを見て「物語の中の自分と被る」と言っていましたが、反応を見る限りではよほど昔の自分が嫌いなようですね。
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