【シノアリス(SINoALICE)】のグレーテル篇がようやく更新されたので、今回もさっそくネタバレ&考察を書いてみました。
憎悪篇1章が解放されるまで、前回から結構間が空いてしまいましたが・・・憎悪篇のグレーテルは、いったい何をしでかすのでしょうか?それでは、ストーリーを見ていきましょう。
第一章一節のストーリーネタバレ

ライブラリの森の中で、一人の幽鬼が漂っている。
少女の姿。愛しき人の頭を抱え、夢見るようにつぶやいて。
さあ、作者を迎えましょう?その為に、お菓子の家を築きましょう?
その目に映るはナイトメア。石と岩の巨人たち。けれど少女にとってはーーーなんて素敵な材料かしら。
ーゲーム本編より引用ー
第一章二節~五節までのセリフ
作者は どこ。作者は どこ。作者は どこ。作者は どこ。
殺して殺して殺して殺して殺して殺せば 兄様に会えるのなら。私は殺して殺して殺して殺す。
そこにある死体を茹でて練り上げ とろみをつけて。石を積み上げお菓子の家に。
作者さん?まだ駄目ですか?まだ足りないのですか?
第一章六節~九節までのセリフ
ねえ兄様。時折頭が痛いのです。何が正しいのか 分からなく なるのです。
私と兄様。ヘンゼルとグレーテル。お菓子の家。魔女の生贄。パンの切れはし。捨てた両親。
浮かんで消える言葉の切れ端。泡沫のような記憶。
頭が 痛い。耳鳴りがす る。助けて 兄様。助 け て。
ーゲーム本編より引用ー
第一章十節のモノガタリ
斬って崩して潰した岩から声がする。
「ボクはダレ・・・」石の巨人のゴーレムが、自分は誰かと問い掛ける。
ああ、だけどーーー
「兄様、助けて」
狂気の向こう側にいる少女には その叫びは届かぬまま。
「ボクは・・・ダレ・・・」
意識を持ったゴーレムは 最後まで自我を持ったまま、丁寧に、細かく砕かれた。
問い掛けも。嘆きも。痛みも。叫びも。すべて無視して。
狂った少女は狂ったままに ただひたすらに破壊した。
ーゲーム本編より引用ー
▽グレーテルのモノガタリ第2章ネタバレはこちら
【シノアリス】グレーテルと赤ずきんの物語ネタバレ!憎悪編2章を解説&考察
モノガタリの考察&感想
頭痛って、ある種のターニングポイントだと思うんですよ。
「記憶喪失だった恋人が、突然の頭痛ですべての記憶を取り戻すーーー!」みたいな展開って、漫画やゲームでもよくありますよね。正気や記憶を失っているキャラクターが頭痛になると、その後には大体イベントが待っています。
今回のストーリーでグレーテルが頭痛になったのも、私は正気に戻りかけているためなのかな・・・と予想しています。グレーテルのセリフを見ても、断片的な記憶が浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・という状況になっているようなので、何かがきっかけで全てを思い出しそうですよね。
とはいえ、グレーテルが記憶を取り戻してしまったら、発狂しちゃいそうで怖いです(汗)以前の考察でも書きましたが、彼は妹を殺してしまったワケですから。
コメントを残す