【シノアリス(SINoALICE)】のネタバレ&考察ページです。今回は、グレーテル(ヘンゼル)の憎悪編3章について紹介していきます。2章で半狂乱になったグレーテルですが、
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第三章一節のストーリーネタバレ

【シノアリス】グレーテルと赤ずきんの物語ネタバレ!憎悪編2章を解説&考察
ーーあれを御覧。狂いし者だ。ナイトメア達がひそひそと話し合う。
ーー目を合わせないで。殺されるから。
ふらふら歩く少女を見て、小さなゴーレム達が身を寄せ合う。
それらをぐるりと見渡して 少女はにたりと笑みを浮かべた。
ーゲーム本編より引用ー
第三章二節~五節までのセリフ
・・・思い出す。暗い森。月夜の道。お菓子の家。魔女の竈。
魔女が兄様を。太らせて、食べようと。
私は 竈に魔女を 押し込めて。
・・・それを 私は竈から見ていた。
第三章六節~九節までのセリフ
私は 私を助けた。私は 私に助けられた。
そして私は 私を殺した。私は 私に殺された。
殺されて 殺したから。私は 私を求めて。
私は 私。私じゃ ない
ーゲーム本編より引用ー
第三章十節のモノガタリ
「ボクハボク」「ワタシハワタシ」
小さなゴーレム達は 自分を指さし、確認する。それは自我を持ち始めた証。
「アナタハダレ?」
小さなゴーレムの問いかけに、少女はとうとうその名を口にした。
「私はーーヘンゼル」
「アナタはダレ?」
小ゴーレムが問いかけながら消えていく。
私はヘンゼル。そう、兄のヘンゼルです。では、この首は?殺されたのはダレ?
「グレーテルだ」
一夜だけ咲く花のように 正気に戻ったヘンゼルの瞳から、透明な涙が一粒、零れ落ちた。
ーゲーム本編より引用ー
▽グレーテル憎悪篇の4章ネタバレはこちら
【シノアリス】グレーテルといばら姫の物語ネタバレ!憎悪編4章を解説&考察
考察:グレーテルの性別はやっぱり男だった!
この章で、はっきり理解できましたね。グレーテルの正体は「ヘンゼル」だったのです。衝動編4章あたりの考察で書きましたが、ヘンゼルが自分のことをグレーテルだと思い込んでいる・・・という解釈で合っているはずです。多分。
グレーテル(=ヘンゼル)は4節で「私は魔女を竈(かまど)に押し込めた」と言いながら、5節では「私は竈からそれを見ていた」と言っているので、つじつまが合いません。グレーテルは何人いるんだという話になります。
つまり、今まで「兄様」と呼ばれていたのは、実はグレーテルだった訳ですね。若干、ややこしい( ;∀;)
あんなに可愛いのに、グレーテル(というかヘンゼル)は男の子だったんですよ・・・だから、胸がぺちゃんこだったんですよ・・・
なんというか、この子は正気に戻らなければ幸せでいられたのかもしれませんね。
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