【シノアリス(SINoALICE)】の憎悪篇ネタバレ&考察ページです。グレーテル(ヘンゼル)と赤ずきんの2章は、2人のクロスストーリーとなっています。シノアリスキャラクターの中でも、とりわけ人の話を聞かない子たちがエンカウントしましたが・・・ひと悶着あるのでしょうか?
目次
第二章一節のストーリーネタバレ

【シノアリス】グレーテルのストーリーネタバレ!憎悪編1章を解説&考察
ある日の森の中、赤ずきんは少女に出会った。
幽鬼のようなその少女は、首を抱えてふらふら歩いていた。
「あなたがころしたのですか?」
「兄様・・・」
「首だけ持ち歩くなんて、素敵です!」
目を輝かせた赤ずきんは 自分も首が欲しいと駄々をこねました。
ーゲーム本編より引用ー
【戦闘中の会話】
(・ω・赤)「僕も首を持ちたい!持ちたい!」
( ゚Д゚グレ)「やめっ・・・触るな!」
戦闘中に、こんな感じの会話が発生しました(笑)赤ずきんが兄様の首を欲しがるのですが、当然ながらグレーテルは拒否します。そして珍しく声を荒げました。なんかグレーテルがかわいい。
第二章二節~五節までのセリフ
【赤ずきん】ボクもあの首がほしい。あれはとっても「おしゃれ」だから
【グレーテル】兄様、私です。あなたの愛しい妹です。誰より愛した妹です。
【赤ずきん】一緒に首で遊びたい。投げて打って叩いて蹴って。目玉をはじいて遊びたい。
【グレーテル】兄様兄様。喉から血が出るくらい叫んでも まだまだその名を呼びたりない。
第二章六節~九節までのセリフ
【赤ずきん】あの子は首とおしゃべりする。ずるいな、さみしいな。ボクも仲間にいれてほしい。
【グレーテル】お願い兄様。意地悪しないで。ごめんなさい兄様。謝るから、許して。
【赤ずきん】あの子はとつぜん泣きだした。首をかかげて、ふりまわして。あれは何という遊びかな。
【グレーテル】兄様兄様。あなたを殺した私を まだ、許せないのーーー?
ーゲーム本編より引用ー
第二章十節のモノガタリ
兄様、兄様、応えてください。私が悪かったのです。私があんな事さえしなければ!
少女は地べたに這いつくばって 半狂乱で叫び続ける。
「愚カナ人間ヨ。楽ニシテヤロウ」
目の前に現れた不死の兵士は、憐れみを持って 武器を振り上げる。
その手を、赤ずきんはさくりと 斬り落とした。
私は私が私で私の私が あんな事をだから兄様が 怒ってきっとそうだわだから 兄様は私を私の存在を 私という人間を許して兄様
「あの子、こわれちゃったの?」
「最初カラ壊れていたのデス」
「なーんだ・・・つまんないの・・・」
壊れたおもちゃに興味はないと 赤ずきんは口を尖らせて ライブラリの森へと消えていく。
残されたのは狂った少女ただ一人。
ーゲーム本編より引用ー
▽グレーテル&赤ずきんのモノガタリ第3章ネタバレはこちら
【シノアリス】グレーテルのストーリーネタバレ!憎悪編3章を解説&考察
モノガタリの考察&感想
グレーテルと赤ずきんの温度差が激しいですね((+_+))
兄様からの返事がなく、自分を責めて泣きだすグレーテル。その一方で、それを何かの遊びだと勘違いしている赤ずきん。場面を想像すると、結構ひどい絵面になりますね。誰か漫画にして、ピクシブにアップしてくれないかな・・・
そしてよく見ると、9節~10節にかけてグレーテルが正気(?)に戻っていますね。正気に戻ったというか、一時的に記憶を取り戻したというか・・・大事な「兄様」を殺したのは自分だと懺悔し、その結果半狂乱になっています。
ただ、この展開っていろいろと引っかかる部分がありますよね。衝動編の最初で、グレーテルは兄様と会話をしていました。しかし、なぜか次第に声が聞こえなくなり、憎悪編では兄様の声が聞こえなくなっているのです。
単純に「妄想は長続きしない」ということなのか、それとも他に理由があるのか・・・
グレーテルのシナリオは型破りというか、ストーリーの基本を無視した部分が多いので、かなり考察が難しいです((+_+))
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