グレーテル(ヘンゼル)といばら姫の憎悪篇4章をネタバレ&考察しています。4章はクロスストーリーなので、2人の会話を楽しみたいところですが・・・前回、号泣していたヘンゼルは、立ち直れるのでしょうか?
目次
第四章一節のストーリーネタバレ

【シノアリス】グレーテルのストーリーネタバレ!憎悪編3章を解説&考察
泣き叫ぶ声で、いばら姫は目を覚ました。
ーーああ、なんて迷惑。
文句の一つも言ってやろうと、泣き声の主の元へ走ってみれば。そこには、愛しい妹の首を抱えて泣きじゃくる兄の姿がありました。
「ごめんね。ごめん、僕が拒まなければ良かったんだ」
いばら姫がどんなに呼びかけても ヘンゼルは涙を流して叫ぶだけ・・・
ーゲーム本編より引用ー
第四章二節~五節までのセリフ
【グレーテル】妹は僕を愛していた。僕も妹を愛していた。でも、その愛には違いがあった。
【いばら姫】虚妄は白昼夢の中に。私は穏やかな眠りの中に。互いに互いを尊重しましょう。
【グレーテル】妹の愛は、肉欲だった。それこそ僕を「食べたいほど」 彼女は僕を愛していた。
【いばら姫】ぶつぶつと呟きながら 機械的にナイトメアを倒す人。安全装置にちょうどいいかも。
第四章六節~九節までのセリフ
【グレーテル】だから僕は 彼女を 竈に。
【いばら姫】戦いは狂った人にお任せで。私は睡眠時間を確保する。ぐうぐう、すやすや、いい感じ・・・
【グレーテル】肉が焼ける音。血と油が弾ける音。竈の中で妹が、ごうごうと燃える音。
【いばら姫】思い出したように叫びだすヘンゼルのせいで 浅い眠りから現実へ。勝手に戦ってくれるのは便利だけれど 睡眠妨害は我慢の限界なのでした。
ーゲーム本編より引用ー
第四章十節のモノガタリ
「もう、戦うなら 静かに戦って!」
「グレーテル・・・グレーテル・・・」
「突然叫びださな」
「あああああああ・・・あああああああああ!」
はあ、とため息をつくいばら姫。その背後にナイトメアが現れました。
「ちょうど良いわ。眠りを邪魔されてイライラしてたの」
八つ当たりのいばらの棘が ナイトメアに向かって伸びていく。姫の怒りを表すように 棘は太く鋭く無数に生えた。
ぐちゃぐちゃになるまで。骨を砕くまで。ヘンゼルは敵を斬り叩く。
許しておくれと泣きながら。自分が殺した妹の名を 叫びながら。
さて一方。八つ当たりをして すっきりしたいばら姫は 新たな寝床を探し求めて歩き出す。
虚妄のヘンゼルと睡眠のいばら姫。それは出会いですらなかったお話。
ーゲーム本編より引用ー
▽憎悪編5章のネタバレはこちら
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モノガタリの考察&感想
ヘンゼルがグレーテルを殺した理由は、どうやら貞操の危機を感じたためらしいです(汗)
文章を深読みすると、二重の意味で食べられそうになっていたのかもしれませんね。「食べたいほどに愛していた」とあるので・・・この辺の解釈については、まだ微妙です。
それにしても、ヘンゼルのストーリーは不明な部分が多いですね。私もきちんと考察できていない状態です_(:3 」∠)_
ジョブストーリーを読むと、ヘンゼルとグレーテルは魔女の家を脱出した後、両親に虐待されたとあります。その中に「血だらけの床には、父親と母親と・・・見たこともない少女の死体」とあるので、私はここでグレーテルが死亡したと思っていたんですよ。
しかし、これだとつじつまがあいません。グレーテルが竈で焼き殺されたなら、骨しか残っていないはずなので・・・ジョブストーリーに出てくる「少女」って誰の事?という疑問が残りました。誰かわかる人がいたら、教えてください(泣)
【8/22追記】
コメント欄に、訪問者様が考察を書いてくれました!私よりも考察がしっかりしていて説得力もあるので、ぜひ読んでみて下さい。
他の人の考察を読むのって、勉強になるしすごく面白いですよね。自分にはない視点で書かれているコメントも多いので「なるほど!」といつも驚かされます。何より、こんな小さいブログでも読んでくれている人がいて、コメントまでしてくれるというのが一番嬉しいです(問い合わせフォームから直接コメントを送ってくれた方も、ありがとうございました!ちゃんと読んでるので、安心してくださいね♪)
ジョブストーリーはナイトメアと同じで、ライブラリの中の本の一つのお話……とある違う自分の話なのではないでしょうか
名無しさんへ
なるほど!そう考えると、つじつまが合いますね。
グレーテルだけじゃなくシンデレラも、メイン
ストーリーとジョブストーリーに微妙な違いが
あったのですが、名無しさんの説明なら納得が
いきます。
教えて頂いてありがとうございます(^^♪
管理人:情報屋より
ひとつの体に、別の結果を迎えたヘンゼルとグレーテルが入っているのかな、と思っています。
だから両者の想いは間違っていないけど、決して交わることがない
だとしたら肉体の性別はどちらとも取れますね
匿名さんへ
コメントありがとうございます(^^♪
>ひとつの体に、別の結果を迎えたヘンゼルとグレーテルが入っているのかな、と思っています。
その発想はなかった・・・!よく考えたら、その設定でも成り立ちますね!
匿名さんを含め、みなさんの考察がすごくてビビり気味です(汗)
今更かもしれませんが。
グレーテルの憎悪篇3章の4節〜6節にかけて、
『私は 竈に魔女を 押し込めて。』
『…それを 私は竈から見ていた。』
『私は 私を助けた。私は 私に助けられた。』
とあります。そして憎悪篇の4章9節には
『肉が焼ける音。血と油が弾ける音。竈の中で妹が、ごうごうと燃える音。』
とあります。ここにはここで殺した、とは書いていませんのでそれらから推察するに、一度は身に降りかかる恐怖から、兄は妹を竈に押し込んで殺してしまおうと考えましたが、やはり殺すのを躊躇ったヘンゼルはグレーテル竈から救い出し、彼女を連れて一度家に帰ります。けれどもやはり貧困から両親にヒステリーを起こされ虐められて追い出されそうになってしまう。居場所を守る為に両親を殺したヘンゼルは自身を『食べようと』する妹の存在も怖くなり、結果妹も衝動的に両親と共に殺してしまう。こう考えたらモノガタリ本編のシナリオとブレイカーのジョブストーリーのシナリオが繋がるのではないかなと思います。なので憎悪篇3章の4節〜6節の本当の意味は
『私(兄)は竈に魔女(妹)を押し込めて。』
『…それを私(グレーテルに成り代わってる今のヘンゼル)は竈から見ていた。(これは前文やこの頃まだ自分をグレーテルと混同してるからそこから推察したら妹の視点の話かなと。)』
『私(兄)は私(妹)を助けた。私は私に助けられた。』
になるのではないかな、と。本当に今更感強くて申し訳ないです&長文失礼しました。
通りすがりさんへ
こんにちは。コメントありがとうございました(^^♪
「今更」だなんて、とんでもないです。私はコメントを貰えてすごく嬉しかったですし、考察を読んで「ああ!なるほど!」と思う部分が多々ありました!
通りすがりさんの考察なら、ジョブストーリーと本編がキレイにつながりますよね。推理力にも驚かされましたが、考察が詳しくて読むのが楽しかったです。素敵なコメントを下さってありがとうございます(*‘∀‘)
もう見てないかもしれないですけど。笑
もしかしたら両親にはヘンゼルとグレーテルの他に子供がいてその子が”見たこともない少女”なのかなーって思いました。なんで他で育ててたのかはわからないけど、ヘンゼルとグレーテルって口減らしを題材にした物語らしいから辻褄合うんじゃないかなって妄想です。笑