ゲーム【シノアリス(SINOALICE)】のストーリー解説をしています。
今回は「アリス」のストーリー第2章についてまとめました。最悪の物語を(頭が)最悪な管理人が紹介していきます。
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【第二章一節】ギシン&アンキは黒幕の手下?

奇妙な人形達の声が聞こえる。
「キキキ・・・愉快愉快デス・・・」「囚われていますね」「作者を助ければ全てが終わると」「信じていマスネ!」
自覚していた。ただ、答えの無い虚空で 彷徨う事に耐えられなかったのだ。だから、私は戦う。たとえこの願いが
束縛と呼ばれる感情の化け物だろうとも。
2章1節の戦闘中、アリスとギシン&アンキ(ナビキャラ)の3人による会話が発生。「この戦いが無意味だとしたら・・・」と呟くアリスに対し、ギシンとアンキは「私たちは約束を守りますよ」「作者を復活させますよ」と弁明。
ここまでのストーリーをまとめると、アリスや他の主人公達に「他のキャラを滅ぼせば作者を復活させる」という条件を出したのはギシン&アンキだという事になりますね。ギシンとアンキは、どうやらはただのナビキャラではないようです。
アリスは「お前たちが一番信用ならない」と吐き捨てるものの、ギシンとアンキはいつものように「フフフッ」と笑うだけ・・・
なんだか裏がありそうですね。案外、ギシン&アンキが黒幕なのかもしれません。もしくは、ギシン&アンキの裏でさらに糸を引いている人物がいる可能性もあります。このゲームは「お約束」が多いので、多分後者ですかね。
【第二章二~四節】ストーリー解説
1章と同様に、2章も独白→戦闘→独白→戦闘・・・の繰り返しによりストーリーが進みます。という訳で、さっそくアリスの独白を見ていきましょう。
理解されないだろう。この想いは。私は歪んでいる。私は歪んでいる。それだけは知っている。
彼に逢えなくてもいい。彼に愛されなくてもいい。そこに、生きていてさえくれれば。
不覚にも胸キュンした・・・!アリスが一途でかわいい。
失い続ける痛みと代償が、私がまだ戦っている事を知らせてくれる。
ーゲーム本編より引用ー
【第二章五~七節】ストーリー解説
救われたいとは思っていない。ただ、あの人さえいてくれれば。
どうしてこんなに不安なんだろう。どうしてこんなに寂しいんだろう。
自分も世界も間違っている。
私がクリア済みのキャラクターは、ピノキオ・シンデレラ・かぐや・スノウの4人ですが、この中で唯一アリスだけは「自分は間違っている」という事に気づいています。やはり、アリスは常識人枠のようですね。
【第二章八~九節】アリスの望みとは?
夢想する。ある日の幸せを。幾多の屍を乗り越えて手に入れた 優しい光の平穏を。
願いを叶えてしまったら・・・私はどうなってしまうのだろうか。
ーゲーム本編より引用ー
【第二章十節】
そうだ。繰り返される物語の輪廻の中で、私は孤独だったのだ。永遠に続く壊れた世界。
その中に差し込む一条の希望が 作者による救済だったのだ。 既に死した人間を生き返らせる事が 世界の理に逆らっている事は知っている。だが、構わない。もう、私は全てを失ってしまっているのだから。
亡霊が叫び声を上げながら消えてゆく。痛みと怨嗟の残響が、ライブラリ世界の中に広がって消えた。
「殺してスッキリデスよね?」「デモいいの?本当に良イノ?」
黙れ。騒がしい人形達に剣を向け、伝える。せめて呪いの魂が消えるまで。ギシンとアンキはその顔に 汚れた笑みを貼り付けたまま ゆっくりと存在を消していった。
ーゲーム本編より引用ー
▽3章ネタバレはこちら
【シノアリス】アリスのストーリーネタバレ!第3章の考察&解説
考察&ネタバレ感想
ギシンとアンキがアリスを煽る(泣)アリス視点だと、この2人は「汚れた笑み」に見えるようです。
それにしても、ゲーム開始前と開始後ではアリスの印象が大分変りました。私だけかもしれませんが、もっと冷静なバーサーカーキャラを予想していたので(笑)そしてアリスの独白を聞いていると、結構切なくなります。
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