大分の地割れの原因は「地すべり」?専門家の意見をカンタン解説

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大分県豊後大野市で多発した地割れが、とうとう81か所まで増加しました(5月23日時点)当初は20か所だったことを考えると、かなりハイペースで発生し続けていますよね。結局のところ、何が原因なのでしょうか?専門家たちの意見を調査し、カンタンにまとめました。

原因は地すべりの可能性が高い

大分の地割れの原因は

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大分で地割れ発生!これって危険なの?落ちたり近づいたりするとどうなる?

▽地割れ事件の概要

大分・豊後大野市で発生した地割れは22日午後5時時点で縦約400m、横約300mの範囲で81か所確認され、前日から23か所増えた。亀裂は1時間に約2ミリも広がっている所もありスピードは速くなっている。県は23日に観測機器を5か所に設置する。

引用元:http://www.news24.jp/articles/2017/05/23/07362200.html

大分に地割れが発生したのは、5月16日の出来事でした。そこから1週間経っても、いまだに原因は不明とされています。怖いですよね・・・(原因がわかり次第、追記しますね)

このような状況の中、ネット上では今回の地割れについて「大地震の前兆!?」「噴火と関係があるのでは」というコメントが見られます。しかし、専門家の見解ではどちらも違います

地震の可能性もゼロではありませんが、原因として考えられるのは「地すべり」であるという意見が多いようです。

「まず地震がなかった。地震がないということは、地下の深い所の岩盤が動いていないということ。恐らく浅い所で起きていると考えられる。田植えの時期になって、水がどんどん表面に流され始めたのが一番の誘因では」

(略)

「必ずしもそれが原因というわけではないが、あのような棚田が広がっている地形というのは、きれいにすり鉢状に何回も崩壊しているなというのが見てとれる。これは地すべりするだろうと」(九州大学工学研究院 池見洋明助教)

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170522-00000055-jnn-soci

ここで「え、地すべりって何?」と思った人がいるかと思います。大丈夫です。ちゃんと順番に説明していくので、このまま読み進めてOKです。

かく言う私も、最初は意味をよくわかっていませんでした。という訳で、まずは地すべりについてサクッと説明していきます。

そもそも地すべりとは?

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国土交通省によると、地すべりは次のように解説されています。

斜面の一部あるいは全部が地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下方に移動する現象のことをいいます。

引用元:http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sabo/jisuberi_taisaku.html

・・・わかりやすいようで、わかりにくいですね。

という訳で、超簡単に説明しましょう。まず、土や岩が固まって斜面になっている土地を想像してみて下さい。雨が降ったりすると、斜面の上側の土が「ズズズ・・・」と下に滑り落ちることがありますよね。この現象が、地すべりです。ゆっくりした「崖崩れ」みたいなものです。

もう少し詳しく説明すると、固い地層の上に柔らかい地層が載っていて、そこに雨水や地下水が流れ込むことで、柔らかい土が滑り落ちるという現象を指します。

5月23日、「ひるおび」に出演していた福岡浩さん(日本地すべり学会解説委員)も、恐らく地すべりが地割れの原因であると解説していました。

では、なぜ「地すべり」が原因だと考えられているのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

理由1:50年前に地すべりが発生した地域

地割れが起こった場合、一般的な要因として下の3つが考えられます。

  • 地盤沈下
  • 地すべり
  • 活断層の活動

今回地割れが発生した場所は、詳しく言うと大分県豊後大野市朝地町綿田という地域になります。

実はこの地域では、約50年前(昭和39年)にも地すべりが起こっているのです。おまけに、県はこの地域を「土砂災害危険か所」に指定しています。土砂災害危険か所の一部で、地割れが発生したという状況なのです。つまり、元から危ない場所だったという訳ですね。

理由2:直前に地震が発生していない

そもそも今回の地割れに関しては、発生前に地震がありませんでした。その点から、専門家の方々は「地下深くにある岩盤は動いていない」と考えているようです。言い換えると、地表近くの浅い部分が原因だということですね。

この点を踏まえると、稲を植え付ける時期になって、土に水分が溜まった結果、地割れが起きた・・・という考え方が自然とのことです。現に、綿田は現在、稲の植え付け時期に差し掛かっています。お米を作れなくて困っている訳ですね。

今後はどうなるの?まだまだ増加の可能性アリ

ここまで読んで、勘のいい人たちは「じゃあ梅雨の時期になったらどうするの?」と思ったのではないでしょうか?

地割れの原因=地すべり=土に水分が溜まっている

こう考えると、梅雨になってさらに土に水分が蓄積されると・・・マズイと思いますよね?

正解です。

日本地すべり学会の先生によると、梅雨の時期に突入すると警戒が必要とのことでした。

しかし、日本は世界的にも地すべりが多い国です。つまり、その分地すべりの研究が進んでいるということになります。現在はセンサーなどを使って対策がされているので、恐らく大丈夫・・・だと信じたいです。

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