城後波駅(しろごなみえき)は実話?元ネタや都市伝説は実在する?

ガチャピンムック

ガチャピン&ムックが『世にも奇妙な物語』に初出演しましたね。

2人が登場したのは「城後波駅(しろごなみえき)」という短編ストーリーですが、この駅は実在するのでしょうか?

今回は、城後波駅は実話なのか、そして元ネタはあるのかという点に迫ってみました!

世にも奇妙な物語『城後波駅』のストーリー

ガチャピンムック

3月に前身番組『ひらけ!ポンキッキ』から45年の歴史に幕を閉じ、レギュラー番組が終了した2人は慰安旅行に出かけていたが、その道中で姿を消してしまう。

2人を探すドキュメンタリーを撮りたいディレクターの岸本(岡田義徳)は、元番組担当プロデューサーから失踪した2人が最後に送ってきた動画を見せてもらうと、2人はある都市伝説について話していた。

それは、乗換案内アプリである条件で検索をすると、城後波駅に連れて行かれて二度と戻ってこれなくなるという噂で…。

引用元:https://www.oricon.co.jp/news/2110822/full/

慰安旅行に出かけたガチャピンとムックが、道中で姿を消してしまうというストーリーですね。

では、なぜ2人が失踪したのか・・・

番組のディレクターが調査していくと、原因はどうやら『城後波駅(しろごなみえき)』という都市伝説にあるようなのです。

この都市伝説によると、乗換案内アプリで駅名を空欄にし、時刻を6月6日6時6分にして検索すると、城後波駅に連れて行かれて戻ってこれなくなるのだとか。

では、ディレクターは最後にどうなったのでしょうか?

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ストーリーの結末と解説

ここから、ストーリーのネタバレです!未視聴の人は注意してね!

ガチャピンムックを探しに行ったディレクターは、城後波駅に到着します。そして凶器(パール?)を持った駅員に殴られて死亡した・・・

と思いきや、彼が次に目を覚ました時、最初の駅に戻っていたのです。体もピンピンしています。

「俺は死んだはずでは?」と首をかしげるディレクター。

しかし、次の瞬間。

駅員によって突き飛ばされ、再び「城後波駅」に続く電車に乗ってしまいました。

つまり時間がループしたのです。

この流れから考えると、城後波駅の都市伝説には、次のような真相が隠されていたのでしょう。

城後波駅の真相
  • 城後波駅に行った人間は、みんな死んでしまう
  • 死亡した後も時間が逆戻り(ループ)して、また殺される。つまり死に続ける。
  • 死のループから抜け出すには、身代わりが必要

ただ殺されるだけではなく死のループに突入します。怖いですね。

ガチャピンとムックはどうなった?

ガチャピンとムックが城後波駅に行った後も、ディレクターと同じ目にあったのでしょう。

あの駅員に殴られて死亡し、また電車に乗る前に戻り、また駅員に殴られる。この出来事を、何度も繰り返したのだと思います。

ストーリー内では描かれていませんが、設定から考えると、この説で合っているはずです。

そして、ガチャピンとムックは「死のループ」から抜け出すためディレクターに動画を送ったのでしょうね。

つまり、ディレクターはガチャピンとムックの身代わりという事になります。

動画を送った結果、ディレクターが城後波駅に来たので、ガチャピンとムックは解放されたようです(電車の中にいたので)

いかにも、世にも奇妙な物語っぽいストーリーでした。怖すぎて夢に出てきそうですが・・・

でも、この『城後波駅(しろごなみえき)』って、本当にある都市伝説なのでしょうか?それとも、「世にも奇妙な物語」のスタッフが作ったオリジナルの都市伝説なのでしょうか?

まずは、この点から調べてみました。

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都市伝説は実話?日本に実在する駅?

世界地図

『城後波駅(しろごなみえき)』についてインターネットで調べたところ、同名の都市伝説は見つかりませんでした。

似たような話はありますが、完全一致するものはありません。つまり「世にも奇妙な物語」のオリジナル都市伝説ですね。

そしてもちろん、日本のどこにも『城後波駅』は実在しません。

無くて良かったですね。

もし実在してたら、絶対に行きたくなっちゃいますから笑

そして次に「乗換案内アプリの都市伝説」についても調べてみましたが、こちらもネット上には存在しないようです。

バスや電車の ”乗換案内アプリ” は実在しますが、これを元ネタにした有名な都市伝説はありませんでした。

恐怖!しろごなみえきの意味

本作で登場する「城後波駅」には、実は怖い意味が隠されていました。という訳で、突然ですが「しろごなみ駅」を逆から読んでみてください。

・・・はい、もうわかりましたね?

「しろごなみ」を逆から読むと「みなごろし」になります。

ちなみに、本編では「久津々西(くづつにし)」という名前の駅も登場します。これも、逆から読むと「しにつづく(死に続く)」になりますね。

まさかの二段構えでした。

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【考察】元ネタはきさらぎ駅?

最後に、城後波駅の元ネタについて考察してみました。

「実在しない駅」「駅に訪れた人は、現実の世界から消える」

というキーワードで真っ先に思いつくのは、やはり『きさらぎ駅』の都市伝説でしょう。これは、2ちゃんねる発祥の、超有名な都市伝説ですね。

▽きさらぎ駅とは?

初出は2ちゃんねるのオカルト板『身のまわりで変なことが起こったら実況するスレ26』に、2004年1月8日23時過ぎに、『はすみ(葉純) ◆KkRQjKFCDs』と名乗る女性によって書き込まれた「気のせいかも知れませんがよろしいですか?」という相談が全ての始まり。

普通に電車で帰宅していたはずが、存在しないはずの無人駅に降り立ってしまったという女性に起こった一連の不可解な出来事に、スレの住民が応じる形で、約4時間に渡り彼女の周囲の実況が行われた。

引用元:https://dic.pixiv.net/a/%E3%81%8D%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%8E%E9%A7%85

とある女性が、電車で帰宅する途中で「きさらぎ駅」という無人の駅に降りてしまったという話ですね。

でも、そんな駅は日本のどこにも存在しないし、周囲には草原と山しかない。

そんな内容のスレが、2ちゃんねるに書き込まれました。元ネタがあるなら、恐らくこの話でしょう。

ちなみに、きさらぎ駅とよく似た「月の宮駅」という書き込みもあるそうですが、有名なのはきさらぎ駅の方ですね。

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